今月3日にロンドンで開催、5日に閉幕したG7外相会議。中国に対し、人権侵害や海洋進出、貿易慣行など幅広い分野で、強い懸念と牽制(けんせい)を表明したのですね。
自由や民主主義の価値観を共有する国家のグループとして足並みをそろえ、専制主義国家に断固対抗する姿勢を鮮明にしたことに大きな意味がある。特に、共同声明での台湾への言及は極めてまれなことで、菅義偉首相とバイデン米大統領による共同声明と歩調を合わせたものといえると産経・主張。
台湾問題は中国抑止の焦点の一つ。
外相声明は、中国が反対する台湾の世界保健機関(WHO)の会合参加にも支持を表明。
さらに、ウイグル人やチベット人の弾圧、香港の民主派排除、不公正な貿易慣行やサイバー攻撃に言及し、東、南シナ海での「緊張を高める一方的行動への反対」も表明。
6月のG7首脳会議(サミット)に先駆けたもので、サミットの場の各分野で、中国問題を指摘し、国際ルールに従い対応するよう突き付けてほしいと産経・主張。
中露に対抗するには、G7の結束が大前提だと。
ウイグル問題では、G7で日本のみが制裁行動を取っていない。このままやり過ごすことは許されず、旗幟を鮮明にすべきだとも。
民主主義国家のグループとしては日米豪印の「クアッド」や、「ファイブ・アイズ(日本の加入要請もある)」がありますが、G7には1970年代からの歴史があり、対中結束の重層的な枠組みの中軸と位置づけるべきだと。
対中貿易を重視して腰の重いEU諸国。
CAIを進めたい欧州委員会と強硬姿勢を取る欧州議会のズレはあるのだそうですが、英仏独は空母や軍艦の派遣を計画し対中けん制姿勢を強めていることは、諸兄がご承知の通りです。
ウイグルを理由に中国との投資協定を凍結したEUの建前と本音 CAIを進めたい欧州委員会と強硬姿勢を取る欧州議会の股裂き | JBpress(Japan Business Press)
中国封じ込めに、世界の自由主義国が動き始めた - 遊爺雑記帳
日米首脳会談では台湾有事に備え、菅首相は日本の防衛力を強化する決意を伝えました。有言実行が求められます。
日米声明「台湾海峡」明記 初の会談、中国の威圧に反対: 日本経済新聞
# 冒頭の画像は、英ロンドンで開かれたG7外相会議
G7、中ロとイランを非難 外相会議閉幕で共同声明 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
この花の名前は、タチツボスミレ
↓よろしかったら、お願いします。
自由や民主主義の価値観を共有する国家のグループとして足並みをそろえ、専制主義国家に断固対抗する姿勢を鮮明にしたことに大きな意味がある。特に、共同声明での台湾への言及は極めてまれなことで、菅義偉首相とバイデン米大統領による共同声明と歩調を合わせたものといえると産経・主張。
【主張】G7外相会合 対中結束の意味は大きい - 産経ニュース 2021.5.7
ロンドンで開催された先進7カ国(G7)外相会合は、覇権追求を強める中国に対し、人権侵害や海洋進出、貿易慣行など幅広い分野で、強い懸念と牽制(けんせい)を表明した。
自由や民主主義の価値観を共有する国家のグループとして足並みをそろえ、専制主義国家に断固対抗する姿勢を鮮明にしたことに大きな意味がある。
特に、共同声明に「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」と明記したことは重要である。
4月の菅義偉首相とバイデン米大統領による共同声明と歩調を合わせたものといえる。日米首脳の共同文書での台湾への言及は約半世紀ぶりで、G7の首脳、外相声明でも極めてまれなことだ。
台湾問題は中国抑止の焦点の一つである。日本は台湾有事の影響を免れない。警告を発するだけでなく、あらゆる事態を想定した備えが必要である。
外相声明は、中国が反対する台湾の世界保健機関(WHO)の会合参加にも支持を表明した。ウイグル人やチベット人の弾圧、香港の民主派排除、不公正な貿易慣行やサイバー攻撃に言及し、東、南シナ海での「緊張を高める一方的行動への反対」を表明した。
6月のG7首脳会議(サミット)に先駆けたもので、今後、貿易、保健などのG7閣僚会合が開催される。新型コロナウイルスへの対応など、それぞれの分野で中国問題を指摘し、国際ルールに従い対応するよう、サミットの場で突き付けてほしい。
トランプ米前政権下では貿易問題などで米欧の足並みが乱れ、中国やロシアにつけ入るすきを与えた側面は否定できない。中露に対抗するには、G7の結束が大前提だと確認しておきたい。
ウイグル問題では、G7で日本のみが制裁行動を取っていない。このままやり過ごすことは許されず、旗幟(きし)を鮮明にすべきだ。
ジョンソン英首相は、G7に韓国、オーストラリア、インドを加えた「D10」を提唱している。民主主義国家のグループとしては日米豪印の「クアッド」もあり、バイデン大統領は民主主義サミットの開催を目指している。
G7には1970年代からの歴史があり、国際的な懸案に対して緊急声明で対応するなどの機能もある。対中結束の重層的な枠組みの中軸と位置づけるべきだ。
ロンドンで開催された先進7カ国(G7)外相会合は、覇権追求を強める中国に対し、人権侵害や海洋進出、貿易慣行など幅広い分野で、強い懸念と牽制(けんせい)を表明した。
自由や民主主義の価値観を共有する国家のグループとして足並みをそろえ、専制主義国家に断固対抗する姿勢を鮮明にしたことに大きな意味がある。
特に、共同声明に「台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、両岸問題の平和的解決を促す」と明記したことは重要である。
4月の菅義偉首相とバイデン米大統領による共同声明と歩調を合わせたものといえる。日米首脳の共同文書での台湾への言及は約半世紀ぶりで、G7の首脳、外相声明でも極めてまれなことだ。
台湾問題は中国抑止の焦点の一つである。日本は台湾有事の影響を免れない。警告を発するだけでなく、あらゆる事態を想定した備えが必要である。
外相声明は、中国が反対する台湾の世界保健機関(WHO)の会合参加にも支持を表明した。ウイグル人やチベット人の弾圧、香港の民主派排除、不公正な貿易慣行やサイバー攻撃に言及し、東、南シナ海での「緊張を高める一方的行動への反対」を表明した。
6月のG7首脳会議(サミット)に先駆けたもので、今後、貿易、保健などのG7閣僚会合が開催される。新型コロナウイルスへの対応など、それぞれの分野で中国問題を指摘し、国際ルールに従い対応するよう、サミットの場で突き付けてほしい。
トランプ米前政権下では貿易問題などで米欧の足並みが乱れ、中国やロシアにつけ入るすきを与えた側面は否定できない。中露に対抗するには、G7の結束が大前提だと確認しておきたい。
ウイグル問題では、G7で日本のみが制裁行動を取っていない。このままやり過ごすことは許されず、旗幟(きし)を鮮明にすべきだ。
ジョンソン英首相は、G7に韓国、オーストラリア、インドを加えた「D10」を提唱している。民主主義国家のグループとしては日米豪印の「クアッド」もあり、バイデン大統領は民主主義サミットの開催を目指している。
G7には1970年代からの歴史があり、国際的な懸案に対して緊急声明で対応するなどの機能もある。対中結束の重層的な枠組みの中軸と位置づけるべきだ。
台湾問題は中国抑止の焦点の一つ。
外相声明は、中国が反対する台湾の世界保健機関(WHO)の会合参加にも支持を表明。
さらに、ウイグル人やチベット人の弾圧、香港の民主派排除、不公正な貿易慣行やサイバー攻撃に言及し、東、南シナ海での「緊張を高める一方的行動への反対」も表明。
6月のG7首脳会議(サミット)に先駆けたもので、サミットの場の各分野で、中国問題を指摘し、国際ルールに従い対応するよう突き付けてほしいと産経・主張。
中露に対抗するには、G7の結束が大前提だと。
ウイグル問題では、G7で日本のみが制裁行動を取っていない。このままやり過ごすことは許されず、旗幟を鮮明にすべきだとも。
民主主義国家のグループとしては日米豪印の「クアッド」や、「ファイブ・アイズ(日本の加入要請もある)」がありますが、G7には1970年代からの歴史があり、対中結束の重層的な枠組みの中軸と位置づけるべきだと。
対中貿易を重視して腰の重いEU諸国。
CAIを進めたい欧州委員会と強硬姿勢を取る欧州議会のズレはあるのだそうですが、英仏独は空母や軍艦の派遣を計画し対中けん制姿勢を強めていることは、諸兄がご承知の通りです。
ウイグルを理由に中国との投資協定を凍結したEUの建前と本音 CAIを進めたい欧州委員会と強硬姿勢を取る欧州議会の股裂き | JBpress(Japan Business Press)
中国封じ込めに、世界の自由主義国が動き始めた - 遊爺雑記帳
日米首脳会談では台湾有事に備え、菅首相は日本の防衛力を強化する決意を伝えました。有言実行が求められます。
日米声明「台湾海峡」明記 初の会談、中国の威圧に反対: 日本経済新聞
# 冒頭の画像は、英ロンドンで開かれたG7外相会議
G7、中ロとイランを非難 外相会議閉幕で共同声明 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News
この花の名前は、タチツボスミレ
↓よろしかったら、お願いします。