遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

韓国政府の対日補償要求終了見解を韓国各紙が報道

2009-08-16 23:24:17 | 慰安婦問題

 韓国政府の、日本統治時代の韓国人労働者の日本での未払い賃金について日本に返還要求はできないとの公式見解を、15日に韓国の各紙が報道したのだそうです。
 遊爺の記憶では、李明博大統領は就任当初にももろもろの対日補償要求は終わっている話との見解を示していたと認識していましたが...。更に、今年1月の日韓首脳会議に麻生首相が訪問時には「李明博大統領が今後、強制徴用と慰安婦問題に対して謝罪要求放棄を誓約した」のだそうで、諸兄はブログでとりあげておられたのでした。
 中央日報、朝鮮日報の日本語版で検索したのですが、15日に報じたという関連記事は見つけられませんでした。何故、今又だったのでしょう?終戦記念日だったから?
 諸兄の、1月のブログ例
 特定アジアニュース: 李明博大統領が日本に対する今後の謝罪要求放棄を誓約したニダ!
  必読!麻生さんこんな凄い外交してきたのですか。李大統領による日韓首脳会談での「慰安婦謝罪要求放棄|Me pudet imprudentiae meae. (DOL冒険発見物のメモリー)日本の底力!

 

対日補償要求は終了 韓国政府が公式見解 (8/16 産経)

 【ソウル=黒田勝弘】韓国各紙は15日、日本統治時代の韓国人労働者の日本での未払い賃金について、もはや日本に返還要求はできないとの韓国政府の公式見解を伝えた。韓国では元慰安婦や戦没者、徴用労働者など多くの関連団体や個人がいまなお、日本に対し各種の補償を要求している。韓国政府としては、補償問題は1965年の日韓国交正常化の際に日本政府から受け取った「対日請求権資金」ですべて終わっているとの立場を、改めて確認したものだ。

 韓国人が過去がらみで日本政府や日本企業に補償要求などの訴訟をするのは自由だが、日韓双方の政府は「国家間の補償ですべて終わった」との立場で一致している。したがって今後は、補償が必要な場合は韓国政府に要求すべきだということになる。

 韓国では、日本企業が敗戦前の韓国人労働者に対する未払い賃金を日本で供託していたため、韓国政府にその返還を求める訴訟が韓国内で起きている。

 この供託金は3億6000万円で現在の価値では300億~400億円になるというが、韓国政府(外交通商省)が法廷に提出した文書は「日本政府がすでに支払った請求権資金(無償3億ドル)に含まれているとみるべきで、韓国政府として日本政府に返還を要求することは困難」となっているという。

 過去にかかわる補償問題では、韓国政府がすでに1970年代に旧日本軍人や労働者など民間人補償を個別に支払っており、近年も申請に基づき個別に支給している。元慰安婦についても生活補償が行われている。

 しかし慰安婦関連など日本糾弾に熱心な反日団体をはじめ、あくまで対日要求にこだわる人びとは日本で訴訟を起こすなど、日本の団体などと一緒になって日本政府や企業に対する追及を続けている。

 韓国マスコミもこれまでは何でも日本に要求という姿勢が強かったが、最近は補償問題処理について外交文書の紹介など事実関係をかなり客観的に伝えるようになった。


 李明博大統領になって、韓国もようやく理性で話が出来る普通の国になってきたかとおもったら、就任当初波乱のスタートで支持率が大幅に下がり危惧していましたが、最近は安定してきのか、当然のことが、当然に語られる様になり、韓国のマスコミも落ち着いた反応を示せる様になってきているのですね。

 余談ですが、未だ引っかかる以下の記事もありますが、日本の政治家の今の混迷振りでは、何を言われても仕方ないところもある...。
 先に心を開いて真の韓日同伴時代へ/中央日報

  麻生総理のホテルのバー通いや、発言間違いの指摘はしつこく繰り返す日本のマスコミですが、やっと産経が遅ればせながら取り上げたのですね。1月の日韓首脳会議の話は、全く取り上げられていませんでしたが、繋がっている話ですね。

 韓国政府が普通の国になって、マスコミも大人になってきたのですが、記事にあるように、日本糾弾に熱心な反日団体をはじめ、あくまで対日要求にこだわる人びとは当然残っています。
 それはそれとして、問題なのは、一緒になって日本政府や企業に対する追及を続けている日本国内の反日団体や、その支援を受けている政党・国会議員の存在です。
 そして、不正政治資金や疑惑献金(これが、外国からの献金の隠れ蓑だと指摘する噂もありますね。)を抱えた(読売、産経以外のマスコミは何故か追求しない)院政・小沢と、傀儡・鳩山とのトップ2による世界に顔向け出来ない恥ずかしい政権を誕生させる嵐が吹き荒れています。
 この嵐は、もう止めようがない勢いなのか、長いものには巻かれろの日本風俗で、次々と巻き込まれていく政治家(某知事、某元総理の娘夫婦、みんなの党の渡辺 喜美もふらついている)など枚挙にいとまがない状況ですね。

 遊爺は、外国に選挙権を売り渡す=国を売る政権の国に住みたくはないのですが、そんな一党独裁の国の属国になる前に、かつて日本が戦争に突き進むのを当時誰も止められなかったのですが、国を売られないように止めるてだてを考えなくてはと思いめぐらすようになっているのですが、杞憂か悪い夢で終わることを願っています。




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2 コメント

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厳しい夏になりますね (rujax)
2009-08-18 19:25:29
遊爺さん、TBを頂きありがとうございました。
長いものに巻かれる事が大好きな、確固たる信念を持たずの政治家が多過ぎますね。何事にも動じない堂々とした政治家なら、政策が気に入らずとも認めますけどね。またお立ち寄り下さい。
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Re: 厳しい夏になりますね (遊爺)
2009-08-22 23:00:24
rujaxさん、こんにちは。コメントをありがとうございました。

投票日まであと約1週間となりました。
読売の調査では、民主が300議席超とのことですね。安定多数(252議席)や絶対安定多数(269議席)越えかとの当初予測をはるかに上回り、へたをすると3分の2の320議席(立候補=330人)も夢ではないといった勢いですね。

> 何事にも動じない堂々とした政治家

そうですね。日本の国と国民とを、政局や保身に優先させる、軸のぶれない政治家を見定める眼がひつようですね。
 政治家は、国民の鏡=国民の意思を反映しますので...。
 日本はどうなるのでしょう?世界に貢献・リードする主流から脱落して、3流・後進国になる坂道をすすむことになるとは、遊爺の思い過ごしでしょうか?
 それとも、民主党は、既に兆しが見えるように最優先の政局目標達成後は、政策変換し、自民党の政策を引き継ぐのでしょうか?
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