遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

変わった自民 変われぬ立民

2021-11-06 01:33:55 | 日本を復活させる
 「変えよう、一緒に変えよう、変えよう」
 衆院選中、こう絶叫調で演説をしていた立憲民主党の枝野幸男代表の姿が目に浮かぶと産経論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比氏。
 しかし、その言葉を体現するかのように、衆院選の敗北の責めを負い、代表の座から去っていくことになったのは枝野氏。
 「自民党は変わらない、変われない」と枝野氏は唱えていたが、枝野氏の「変われない」との指摘とは裏腹に、自民党は新陳代謝を果たしていた。そしてそれは衆院選を機にした伊吹文明、大島理森両氏の衆院議長経験者をはじめ大物議員らの引退で加速する。
 

【阿比留瑠比の極言御免】変わった自民 変われぬ立民 - 産経ニュース 2021/11/5

 「変えよう、一緒に変えよう、変えよう」

 衆院選中、
こう絶叫調で演説をしていた立憲民主党の枝野幸男代表の姿が目に浮かぶその言葉を体現するかのように、枝野氏は衆院選の敗北の責めを負い、代表の座から去っていく

 9月の自民党総裁選と衆院選の結果をみると、確かに国民が何らかの変化を求めていたことは事実だろう。それが、
立民執行部が「夢にも思っていなかった」(福山哲郎幹事長)かたちだったとしても。

 
「自民党は変わらない、変われない」

 
枝野氏は岸田文雄首相が党総裁に選出された総裁選の結果を受け、こう強調していただが、実際は自民は変容を遂げていた

 
総裁選の結果、それまで党内で最高実力者然として振る舞ってきた二階俊博元幹事長は勝ち馬に乗れず、ポストを失う。4度も総裁選に出馬してきた石破茂元幹事長は総裁候補として「完全に終わった」(党三役経験者)。議員引退後も、岸田派に隠然たる影響力を行使してきた古賀誠元幹事長は、首相の「親離れ」で大きく力を削(そ)がれた

 一方で、それまでは
首相候補として名前が挙がることのなかった高市早苗政調会長は一躍、女性首相候補の最有力として認知されることになった主演俳優たちの顔ぶれは、かなりの部分で一新された

 そのほか党内力学が変化し、新旧交代が進んだ点は多々挙げられる。
枝野氏の「変われない」との指摘とは裏腹に、自民党は新陳代謝を果たしていたそしてそれは衆院選を機にした伊吹文明、大島理森両氏の衆院議長経験者をはじめ大物議員らの引退で加速する

 それでは、
肝心の立民はどうだったか。テレビによく映るレギュラー陣をみると枝野氏は10年前の菅直人内閣の官房長官で、福山氏は官房副長官である。安住淳国対委員長は菅内閣でも国対委員長を務めており、蓮舫代表代行は行政刷新担当相、落選した辻元清美副代表は首相補佐官だった。

 
十年一日のごとく、見事に変わっていない

 
産経新聞は2日付政治面で「立民『論客』姿消す」との記事を載せ、辻元氏をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏ら政権批判やスキャンダル追及ばかり執拗(しつよう)に繰り返してきた候補が、そろって落選したことを取り上げている

 彼らが「論客」と呼べるかどうかはともかく、
国会中継でおなじみの党の顔が有権者に「ノー」を突き付けられた枝野・福山体制下における旧態依然とした「対決路線」は、一部のコアな支持者には評価されても、一般有権者にはあきれられていたのである

 
枝野氏自身も勝ったとはいえ選挙区で厳しい戦いを強いられた小沢一郎元自治相が初めて選挙区で落選(比例代表で復活)したのも、立民の持つ古い体質が忌避されたからではないか。党そのものへの信任が問われる比例代表で23議席も減ったことは、現在の路線は限界だと示している

 
「変わらない、変われない」政党として有権者の審判を受けたのは、自民よりむしろ立民だったということだろう。その意味で、年内に行われる代表選は立民が生まれ変わるチャンスだが、不安材料が残る。「限定的な閣外協力」で合意した共産党との関係である。

 「最初のチャレンジとして大きな歴史的意義があったと確信する」

 共産の志位和夫委員長の衆院選に関する総括には、立民はもう手放さないとの強い意思がにじむ。立民は路線転換し、共産と距離を置くことができるだろうか。(論説委員兼政治部編集委員)

 自民党は総裁選の結果、二階俊博元幹事長はポストを失しなった。石破茂元幹事長は総裁候補として「完全に終わった」(党三役経験者)。古賀誠元幹事長は、首相の「親離れ」で大きく力を削(そ)がれた。
 一方で、高市早苗政調会長は一躍、女性首相候補の最有力として認知されることになった。主演俳優たちの顔ぶれは、かなりの部分で一新された。
 主演俳優たちの顔ぶれは、かなりの部分で一新されたと阿比留氏。

 枝野氏の「変われない」との指摘とは裏腹に、自民党は新陳代謝を果たしていた。そしてそれは衆院選を機にした伊吹文明、大島理森両氏の衆院議長経験者をはじめ大物議員らの引退で加速する。
 
 肝心の立民はどうだったか。
 枝野氏は10年前の菅直人内閣の官房長官で、福山氏は官房副長官である。安住淳国対委員長は菅内閣でも国対委員長を務めており、蓮舫代表代行は行政刷新担当相、落選した辻元清美副代表は首相補佐官だった。
 十年一日のごとく、見事に変わっていない。

 産経新聞は 2日付政治面で「立民『論客』姿消す」との記事を載せ、辻元氏をはじめ黒岩宇洋、今井雅人、川内博史各氏ら政権批判やスキャンダル追及ばかり執拗に繰り返してきた候補が、そろって落選したことを取り上げている。
 国会中継でおなじみの党の顔が有権者に「ノー」を突き付けられた。枝野・福山体制下における旧態依然とした「対決路線」は、一部のコアな支持者には評価されても、一般有権者にはあきれられていたのである。
 枝野氏自身も選挙区で厳しい戦いを強いられた。小沢一郎元自治相が初めて選挙区で落選(比例代表で復活)したのも、立民の持つ古い体質が忌避されたからではないかと阿比留氏。
 党そのものへの信任が問われる比例代表で23議席も減ったことは、現在の路線は限界だと示していると。

 「変わらない、変われない」政党として有権者の審判を受けたのは、自民よりむしろ立民だったということだろうとも。
 
 年内に行われる代表選は立民が生まれ変わるチャンスだが、不安材料が残る。「限定的な閣外協力」で合意した共産党との関係であると阿比留氏。
 政策の基本で異なる部分があるのに、選挙戦の議席獲得を優先した野合。「限定的な閣外協力」云々とごまかそうとしても、有権者の支持は得られず、年内に行われる代表選で選択されるべき政策姿勢が注目される。
 
 共産の志位和夫委員長の衆院選に関する総括には、立民はもう手放さないとの強い意思がにじむと阿比留氏。
 しかし、代表選は立民が生まれ変わるチャンスだ。路線転換し、共産と距離を置くことができるだろうかと。
 
 代表選への立候補者が取沙汰されていますが、「民主党政権のイメージがない全く新しい顔を選ぶべきだ」という路線か、「枝野代表の路線を一定程度引き継げる人にすべきだ」とに二分される様子ですね。
 立憲民主党代表選で蓮舫氏への待望論なく「高市氏や野田氏のような人材いないのか」の声(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース



 冒頭の画像は、辞任表明した枝野氏




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民主党の正体  矛盾と欺瞞と疑惑に満ちた、日本人への恐怖の罠(OAK MOOK 305 撃論ムック)
反日マスコミの真実2010 ―日本を壊す、言論統制と情報封殺システム―(OAK MOOK 327 撃論ムック) (単行本)




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