プーチンが見誤った、東部親露派の独立だけでなく、ウクライナ全土への侵攻での政権交代。誤算続きで大幅に制圧がおくれていますね。
振り上げたこぶしの落としどころが見つからず、強硬姿勢を逆に強めるしかない迷路に陥り、いまや、政権の存続の可否に係る、世界規模の批判にさらされています。
侵攻で、ウクライナ国民の方々の、避難の苦行の数々が報じられていますが、なんと、ロシア国内でも国外脱出する人々が増えているのだそうです。
プーチンの政治に愛想をつかした人々。
今のプーチンの戦争犯罪の声も湧き上がる暴挙に、ロシア国内で反戦活動を起こしている人々も報道されていますが、国外へ脱出する人々もいる。
高学歴でリベラルなロシア人の集団頭脳脱出は、同国の長期的な発展を脅かすと、wsjの記事。
旧ソ連が1970年代にユダヤ人による大規模な海外移住に扉を開いた際、科学者、技術者や医師の多くがイスラエルや西側諸国に向かった時以来の出来事だと。 . . . 本文を読む
プーチンによるウクライナ侵攻は、その見込み違いの失政だが、振り上げたこぶしの降ろしどころが見つからず、帝政ロシアへの復興願望もあり、留まるところはない様子ですね。
JBpressの特別公開(プレミアム会員募集)のThe Economist誌の記事が、崩れゆくプーチンの分析しています。 . . . 本文を読む
中国の官製メディア人民政協報は2月12日付で、台湾内部で「祖国分裂」を企てる勢力には現在の与党、民主進歩党に加え、国民党内に米国や日本の「反中勢力」と結託する少数の「隠れ台湾独立派」がいるとして、この2勢力と「断固、戦わなければならない」と訴えたのだそうです。
台湾の研究者は、中国の官製メディアは当局の「事前検査」が必須だと指摘。「検査を経てこんなバカな文章が出るとは、中国共産党の脳にさびが生えている」と断じたのだそうです。
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ロシアのウクライナ侵攻に対する西側諸国の経済制裁では、SWIFTからロシアの一部銀行を排除の効果が期待されています。
中国やロシアは、ドルによる国際金融支配への対抗として、CIPSを立ち上げていました。
SWIFTから排除された銀行の取引をCIPSで補えれば中露にとって好都合ですが、少なくとも当面は、こうした目的での使用には向いていないとアナリストや弁護士は話しているのだそうです。 . . . 本文を読む
エドワード・ルトワック氏に、産経がロシアによるウクライナ侵攻は今後、どのように展開していくのかをインタビューした記事がありました。
侵攻は、プーチン軍国的権威主義体制の「終焉(しゅうえん)の始まり」を告げる可能性をはらんでいると。 . . . 本文を読む
ロシアのウクライナ侵攻は、プーチンの目論見違いがあり難航しているとはいえ、優勢に進められていることに違いはない情勢ですね。
ウクライナ国民の方々の、強い結束による抵抗が大きな理由ですが、プーチンが真の敵としているNATO軍が行動出来ない(核をちらつかせ、第三次大戦もいとわない脅しをかけるブーチンと、大戦は避けたいNATO軍の差)ことをよいことに、やりたい放題と化してきたプーチン。
国連総会では、ロシアのウクライナ侵攻を糾弾して直ちに軍撤収を要求する内容の決議案が141カ国の賛成という圧倒的な数字で成立しましたが、特に何を課すでもなく、ロシアの侵攻に歯止めにはなっていません。
米国が提唱する、対露経済制裁網の各種施策が主なのが現状。ウクライナは、ロシア軍を牽制するためNATOによるウクライナ領空のパトロールと合同軍事演習を要求しているが動きはありません。
唯一実行されている、SWIFT等の経済制裁各種は、何処まで効果を発揮するのでしょう。
そして、日本は。。
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ロシアのウクライナ侵攻。かねて活動を活発化させてきたウクライナ国内の進路勢力に、独立化させ、その国々の要請で出兵、ウクライナ政権を親露派への交代を実現させる。
一見言い訳が通りそうにも見えかねないが、誰にでも見破られる稚拙な戦術のプーチン大統領。
ところが、過去のクリミアでの成功体験と、ウクライナの大統領支持率低下をチャンスとみたのは大誤算。露軍が全土を包囲し攻め込んだことろが、これが意外な国民の団結での抵抗に遇い、想定外の長期化。
戦術見直しと、軍配備見直しの時間稼ぎの為、休戦会議を開いています。
計算違いで精神錯乱まで起こしていて側近の声を聞かないとのうわさ話が少なくないプーチン氏と、ウクライナ双方とパイプを持ちつ調停役が求められますが、それは中国だとの声が少なくない。
中国は、国連での対中制裁決議では、インド等の35か国と共に棄権。制裁反対ではない国際世論を配慮した、微妙な選択でした。
ロシア、ウクライナ双方にこの国ならと思わせる外交の実力を備え、経済的苦境に手を差し伸べてくれる財力を有する国など数えるばかり。
それが可能な国のひとつに、中国が注目されているようです。
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ロシアのウクライナ侵攻が止まりませんが、国連では、ロシアを非難し、即時撤退を求める決議を、96カ国が共同提案し、2 / 3を超える141か国が賛成・可決しました。反対は、ロシアとベラルーシ、北朝鮮、エリトリア、シリア。中国やインドなど35カ国は棄権。
注目すべきは、英国のボリス・ジョンソン首相の報道官が1日、安全保障理事会の常任理事国からロシアを解任する案を、議論する用意があると表明したこと。
国連の存在の権威が損なわれ、価値が希薄になる傾向が増しているのは、常任理事国の「拒否権」発動。英国が一石を投じた価値は、経年劣化で存在価値の低下がみられる国連改革に重要なものと考えますが如何。 . . . 本文を読む
プーチン氏のウクライナ侵攻はとどまるところなく続けられています。親露派の政権樹立を支援するという稚拙でみえみえの策を建て、圧倒的軍事力で、一気に侵攻、ゼレンスキー政権を転覆させ、傀儡政権を建てるつもりでした。
ところが、ウクライナ国民挙げての抵抗で、目算は大幅崩壊。計画修正を迫られてしまっています。その計画の強行さは原爆使用をちらつかせる等、常軌をいっしたものまで公言、プーチン氏の精神状態ままで疑われ始めています。
しかし、ウクライナ国民の善戦に対し、日本も含め、欧米の支援の対露制裁も手詰まりで速効性の決め手を欠いています。
想定以上の健闘を続けているウクライナ国民の方々の為に、狂い始めているとも言われるプーチンの暴挙を止める手立ては、世界の叡知を集めても、現状以上にはないのでしょうか。 . . . 本文を読む
ロシアのウクライナ侵攻が、長期化しています。そこで、両者が会談。
欧米が軍を派遣していないことから、侵入している露軍は自由に働けて良いはずなのに、ウクライナ国民の抵抗なのか、ロシア兵の士気の低下なのか理由は未明。
そんな中で高見の見物の中国は、米ロ関係に着目。両国が競い合って消耗が進むのに注目している様子。
プーチン氏は予定通り進まないので苛立ちが尋常ではなくなっているとの報道が。
米国は中露関係の動きに着目すると同時に、中国の台湾侵攻に警戒を高めているのですね。
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