絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

高原野菜の製造現場

2005-06-07 16:56:22 | Weblog
 高原野菜の畑です。レタスを作っているようです。
 大型トラクターから両側に10m位の腕を伸ばして薬剤を散布しています。
 つまり農薬まみれのレタスを製造しているのです。
 この日は雨模様の日でしたから、水分の補給ではありません。
 背景の山は八ヶ岳です。
 山に詳しい方ならここが何処か見当が付きますよね?
 野辺山とか、清里とかと書いてしまうと、産地の農家からクレームが付くと怖いから
私はここが何処だなんて書くことは控えますが・・・・

「高原野菜」というと、清浄な野菜というイメージです。
 空気が綺麗で、害虫もいないし病気もしないから農薬は必要ない。
 生食するにはとても身体に良い。
 そうゆうイメージを産地も意識的にアピールしてきたと思います。
 「見ぬもの清し」ですかね?

                         7th. JUN. 2005.
  

ミッシェルの先生

2005-06-07 13:53:35 | Weblog
 この方はミッシェルの幼児教育をしてくれた、真理先生です。
 ミッシェルは生後二ヶ月で先生の所へ入学しました。
 お若いときはファッション雑誌のモデルさんだったそうで、ドイツへ犬の躾を勉強に行き、
 小淵沢(山梨県)でハーブケンネルという、犬の学校を経営なさっている才媛です。
 今はお父上の乗馬学校のインストラクターもなさっています。
 私は時折、ミッシェルの飼育のご相談に伺う、と言う名目で、美人の真理先生とお話しして来るとい う密かな楽しみを持っています。
 先生の息子さんが好物だという、草加煎餅を手みやげに、いそいそと小淵沢まで出向くのです。

                       7th. JUN. 2005.

罌粟の花

2005-06-07 13:18:29 | Weblog
 罌粟(ケシ)の花は華麗なものが多い。
 ポピーとケシは英語と日本語の違いかと思って居たら
 ケシは Mustard で、ポピーは Poppy とあるから別物なのかなぁ?
 ケシと一口に言っても、雛ゲシ、鬼ゲシ、本ゲシ、最近はヒマラヤで見つかった青いケシも
 植物園などで見ることが出来る。
 雛ゲシは虞美人草とも言われ歌や小説でお馴染みである。
 北杜市は、この雛ゲシや、時には巨大な花を咲かせる鬼ゲシを栽培している場所があちこちにあっ て、6月初旬のドライブは華やかな彩りの中を走ることが出来る。

                        7th. JUN. 2005.

甲斐の山にはネギ坊主がよく似合う?

2005-06-07 12:07:18 | Weblog
 太宰 治の向こうを張って、 私が「甲斐の山にはネギ坊主がよく似合う。」なんてほざいたところ で、 それが世の中に流布されて定着するとはとても思えないが、男性的な甲斐の山肌を突き刺す ようにタンポ槍のような、ネギ坊主のある景色は 私の好きな構図である。
 
 長ネギは夏にネギ坊主の形で種を作る。夏のネギは堅くて美味しいとは言えない野菜になる。
 ネギの旬は鍋の美味しい冬のものだろう。
 蕎麦には薬味にネギが欠かせない。そこで蕎麦屋専門のネギ屋という商売が成り立つことになる。
 ネギ屋は、蕎麦屋と一年中ネギの供給する契約を結ぶ。
 蕎麦屋は秋から冬のネギが出盛りで安い時期にも契約した一定の金額でネギ屋からネギを買う。
 夏になってネギ坊主が出て堅いネギばかりの時にも、ネギ屋は一定の値段で柔らかいネギを蕎麦屋 に供給する。
 我々は一年中美味しい蕎麦を、味わうことが出来る仕掛けである。
 と言っても、これは昔の話。
 今は流通や栽培法が進んだから、ネギ屋の商売は成り立たなくなっているのだろうと思う。
 甲斐の山とは関係ない話になってしまったが、長野の蕎麦は美味しいからなぁ!

                        7th. JUN. 2005.
  

富士には月見草がよく似合う!

2005-06-07 11:36:08 | Weblog
 太宰治が昭和14年に「富嶽百景」の中で書かれた言葉だそうですが、
 月見草というのは正しくは、この花のことです。
 普通、月見草と言えば、太宰が間違えた、黄色の大輪の花を思い浮かべます。
 太宰ファンの方に怒られるといけないから補筆すると、太宰がこの文章を書くのに取材した
 富士山麓の人たちが、大待宵草を、月見草と言い習わしていたものかも知れません。
 でも太宰の言う月見草はアメリカから来た帰化植物で大待宵草(おおまつよいぐさ)なのです。
 大待宵草は帰化植物ですから、富士山に映えて昔から有った花ではないわけです。
 確かに雄大な富士の裾野に大輪の黄色い花が咲き乱れている方が、似つかわしい風景ですね。
 本物の月見草では、ミツバチが戯れたりする方が、お似合いかも知れませんから。

                       7th. JUN. 2005.

補足:郷秋さんから以下のコメントを戴きました。ありがたいことです。
   詳しくは郷秋さんのサイトをご参照下さい。    竹村


本物の月見草 (郷秋) 2005-06-10 17:48:46
yuuyuutakemuraさん、はじめまして。

写真の花は桃色昼咲き月見草(モモイロヒルザキツキミソウ)のようですね。
http://www33.ocn.ne.jp/~musica/on/onda_now0505.html
の5月23日の項、4枚目に私が撮ったこの花の写真を掲載しております。

本物の月見草は夜に咲く白い花で、朝には萎んでしまいます。
http://blog.goo.ne.jp/gauche7/d/20050510
に写真を掲載しておりますのでぜひご覧ください。

6/7の月見草の記事を拝見し、失礼かとは思いましたがコメントさせていただきました。