サクランボは食べて良し描いて良しで私のお気に入りの果物ですが、気に入らないのはそのお値段ですね。
何でサクランボってあんなお値段なんでしょうね?
山形の産地に行くと、サクランボの木には大きなビニールの覆いが掛かっています。
サクランボの実に雨が掛かると実が割れてしまい商品価値が下がるので、その予防措置だそうですが、一本の木の収穫だけで、100万円を超えるともなれば、おんぼ日傘で育てられるのも頷けます。
佐藤錦とかナポレオンとかの品種がありますが、食べては佐藤錦、描くにはナポレオンの方が私には好ましいです。
柿と洋梨、これも旧作です。
柿とか洋梨とか、私の好きなモチーフです。形の整ったモチーフは描いていて面白味が少ないから、ついお気に入りの物になってしまいがちです。
それと目新しい物に惹かれます。風景でも自宅周辺の景色には興味が湧きませんから、つい遠出して写生地を探すことになります。
秋の画材ですが、谷川や日光の雪景色の写真が続いたから、色のある画像をと思い、水彩画を掲載しました。
ムベも隼人瓜も秋のモチーフですが、ご勘弁下さい。
ムベは良く垣根代わりに使われたりする、アケビに似た果物です。
アケビは実が割れて中の綿に包まれた果肉が露出しますがムベは果実が割れません。サイズもアケビよりも一回り大きいです。
隼人瓜は漬け物に使うようですが、キュウリとかに比べると、肉質が締まっています。ハリハリとした歯触りが美味しいです。