この道路、縦にうねっています。その角度はかなり鋭角でスピードを上げたら車が宙に飛び出すと思えるほどです。
バスの運転手は25マイルの制限速度を守って走っていましたが、それでも畝を超えるたびに身体が浮き上がるように感じたりシートに身体が押しつけられたりしました。
この辺りの土地は溶岩台地ですから道路を造るのには硬い溶岩を砕くという難工事になります。そこで切り通しにしたり盛り土にしたりの手間はなるべく省いて、地形通りに道を通したのでしょう。
手間を省いた凹凸道路はジェットコースターに乗っているような錯覚を起こします。いみじくもこれが観光資源になってバスの客を楽しませているわけです。
もうかなり走ったのですが一帯はまだカーター牧場です。相変わらず牛の姿は一頭も見かけません。
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