毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

流れに乗って

2013年04月12日 22時00分14秒 | ふと思うこと


きのう書いたことと関連しているんだけれど。

ネガティブな現実に悩んでいるときに、「自分の世界は 自分の思いが創り出している」なんて言われると、自信をなくしてど~んと落ち込む、っていう話。

それはもうキツイです(T_T)

「自分のせいだ。自業自得なんだ」って打ちのめされるような氣の重さと、「このままじゃどこまで行っても 今の世界から脱け出せないかも」っていう焦り・絶望のダブルパンチ。

もちろんそういうニュアンスで語られているわけではなく、内容もたしかにその通りだと思うのですが、そもそも否定的な色眼鏡にはまり込んで脱け出せないからこそ ワラをも掴む思いでジタバタしているわけで、ただでも 万事ネガティブ色に染まって見えやすいときだからね




また、「最も強く信じる思考や言葉、感情が現実となる。信念よりも不安の方が大きければ、そちらのほうが現実化する」「望まないものに思考を集中することで、たくまずしてそれを引き寄せてしまうことになる。だから、意図的に望むほうへ思考を方向付けることだ」などというのも ほんとその通り、真実だと思います。

ただ、不安に駆られる中、少しでもよくなりたいってあがいているときに言われるのは やっぱりキツい。




問題は、ネガティブ思考が板についてしまった者にとって、ネガからポジへの切り替えが 言葉で言うほど簡単にはままならないっていうこと。

聞いた話では、人間の脳は、シナプスの基本配線が出来上がる3歳ごろまでに出会う情報については ほぼ無条件で受け入れてしまうのだそうです。

俗に言う「三つ子の魂百まで」っていうことらしい。

なるほどそうだよね。。。3歳じゃ まだ、吟味や取捨選択の基準となる価値観を作るための言葉なんて持ってないものね。

もしそこに「自分は価値のない存在だ」「世界は恐ろしいところだ」「他人とは残酷なものだ」「人生は苦労の連続だ」なんていうイメージが刷り込まれたら、無条件にそれを受け入れ、信念として抱え込んで生きていくことになってしまう。





一方で、大人になった私たちは、信念を書き換えようとするとき、まず言葉から入ろうとします。

よく言われる「すでに望みが叶ったつもりになってみる」とか、「今あるものに感謝する」とか、すべて 言葉を用いて意識を変えようとする。

でも、言葉は基本 意識の世界でのアイテム、無意識にがっちり入り込んでいる信念には そう簡単には届かないんですね。

肯定的に捉えようと懸命になればなるほど、その裏から「なんかしらじらしいなぁ、ウソっぽいなぁ」という思いが立ち上ってくる。

大丈夫と思い込もうとすればするほど、かえって怖ろしさが際立ってくる。

で、なかなか振り払えないネガティブな意識に、「結局またこちらが実現しちゃうじゃないの~」とますます落ち込み 自信をなく
す。。。という悪循環に



これ、ほんとうにブレイクスルーできるんだろうか。。。と どれほど悩んだかしれません。




でもね。

今振り返ると、そこで終わりではなかったんだなぁ(^^)




無意識の領域に刷り込まれたものは、たしかに強い。

でも、いくら深く入り込んでいるといっても、しょせんは後づけ。

それを言うなら、私たちが生まれながらに持っている いのちの力、常に 生きよう、よくあろう、という方向に向かうベクトル、これ以上に強いものなんてないんじゃない?

なぜ、「うまくいってない」「こんな自分じゃダメだ」などという思いが上がってくるのか。

うまくいくとはどういうことか、ダメじゃない素晴らしい自分とはどういうものか、そのイメージをしっかり持っている自分が 最初からどこかにいるっていうことだよね。

そんな理想像があるからこそ、まだそこに追いついてない自分を感じ取って 不満を覚えたりもできるんだよね♪




私たちが生まれながらに、いや、生まれる前から携えている 一番の土台は、分け出される前のおおもと、すべてであり、全知全能である自分。

その前に立ちはだかるネガティブな意識は、太陽にいっときかかる雲みたいなもの。

どんなにしぶとく見えても、やがては消え去り、輝くお日さまが顔を出す。

どんな紆余曲折があろうとも しまいには本来の自分に帰り着く。。。そもそもそういう流れになっているんだよね




結局のところ、「どうしても不本意な状況から抜けられな~い(TдT)」なんて頭抱えてる間も、実はこの流れにちゃんと運ばれていたようです。

とにもかくにも ここまで来られたのが何よりの証拠。。。時間はやたらとかかったけどね




あの 否定的な思いにさいなまれていたころに、これを知っていたら、信じられていたら、どんなにか楽だったろうなぁって思います。

でもまあ それはともかく、魂の旅はまだまだ続いていくのだから☆

これからは、もっと肩の力を抜いてやっていけるね♪

迷走しようと 逆走しようと、ときには動いてないように見えようとも、誰もみな 実はいのちの流れにしっかり乗ってるんだとわかっているから、ね