毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

変る

2013年10月17日 15時18分30秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


「臨死体験」「同時代を撃つ」などの著作で有名なジャーナリスト・立花隆さんのご著書「宇宙からの帰還」、これも20年来の愛読書ですが、宇宙開発の先駆けとして 未知の世界に挑んだ宇宙飛行士さんたちのお話。

人類初の月面着陸に成功したアポロ11号や 映画にもなったアポロ13号の事故&帰還等のエピソードにも 胸が躍りますが、なんといっても心惹かれるのは、飛行士のみなさん ほぼ共通して、宇宙に行って「外側から地球を眺める」という鮮烈な体験をしたことで、意識が変り、その後の人生に大きな影響が及ぶこととなった、というところ。

伝道師になった人あり、ESP能力の研究家になった人あり、環境ビジネスに携わった人あり、精神に破綻をきたしちゃった人もいるんだよね。

内的世界に関心がおありの方には 「宇宙からの帰還」お勧めの一冊です。



私はもちろん まだ宇宙旅行をしたことはないけれど、自分というものを外側から見つめる体験をしたという意味においては、けっこう似たところがあるんじゃないかと。。。いや、体験の規模が小さい分、そこまで劇的な影響ではないけどね。

表面的には さしたる変化もない いつもどおりの日常。

でも、その底で 静かになにかが変りつつあるのを感じてもいます。





愛であること、豊かであること、調和が取れていること、安らかであること、本来は これが私たちの常態・スタンダードなんですね。

「行って かえる」の行きの道のりで 大きくかけ離れてしまったから、とてもそうは思えないけど(^_^;)

だから、ずーっと雲に覆われた太陽みたいなありさまで生きてきて、ある日突然 本来の自分に限りなく近い姿を垣間見ると、その瞬間は「こ、こんな私がいるのか~」って すごく新鮮でインパクトあるんだけど、もともと当たり前の姿なので、いったんそういう自分がいることに慣れてしまうと、その状態にあっても あまり意識しなくなる。

むしろ それまでと同じく、本来の姿から外れたときの違和感の方が 強く訴えかけてくるんですね。

一見 元の木阿弥。

意地悪な継母が改心して 以来別人のようになりました、なぁんて 自分にもまわりにもわかりやすいビフォーアフターなど、そうそうあるものじゃない。

でも、傍目にはわからない、いや、本人でさえ なかなか氣づけないようなところで、変化は起きているんだなぁ。



氣がついたら、不安のない時間が増えていた。

氣がついたら、天や自分への信頼度が増していた。

氣がついたら、意図せぬ前向きな思考が増えていた。

氣がついたら、温もりを覚える時間が増えていた。




もう~、なんで言葉にすると こうもきれいな箇条書きになっちゃうんだろう

こんなスッキリしたもんじゃないです、実際のところ。

日々さまざまな思いが混沌とひしめく中で、ふとした端々に なんか以前と違う反応をしている自分がいるなぁっていうのが ちらっちらっと垣間見えて。。。っていうのが、より近いかな。

だから、自分の言ってることやしてることを見聞きしていて、あれ?なんか前と違うな、って 後からふと氣づいたりして。。。自分のことなのにね

でもまあ、トータルで「なんかよくなったよね、自分♪」っていう印象になるわけです。



そして、ネガな自分は 自分そのものじゃない、別物なんだ、と わずかな時間にもせよ はっきり感じ取れたことは、これまでになく 自分を強くしてくれたようにも思います。

理屈じゃなく どこかで感じる「大丈夫」という思いが、これまで今ひとつ踏み込めなかった選択を 次々と可能にしてくれています。



ブログに新しいカテゴリーを設けたりしたのも、その表れかと。

以前から、現在の自分より もっと安定した境地があるらしいことは垣間見えたから、その観点から「きっと大丈夫、もっとよく生きられるはず」ぐらいのことは書けたけれど、今はより自信を持って口にできるようになったのを感じます。

不安は現実じゃない、限界も幻でしかない、自分も自分が創る世界も いくらでも望むように変えられる、ときっぱり断じられるまでにはなってないけれど、「~なんじゃないかな」ではなく「~に違いない」と言い切るぐらいにはなれたと思うから。





それと同時に、今の世の中の様子や 当たり前と思い込んできたものへの疑問、もっとこうなればいいのにっていう思いも、より大きくふくらんできたような氣がするのです。

これまでは そういう話題は極力避けてきたけれど、あくまでも一個人の意見・偏見にすぎないとわかった上で、もっとためらいなく 思ったことを表現してもいいんじゃないかなって。

私たちひとりひとりが、それぞれに 幸せで充実した人生を送れることがなによりって思うけれど、そのためには、私たちが属している社会の安定・成長も不可欠だものね☆




不安が減った分 心の中が温かくなって、世界がより希望に満ちて見えてきたっていうのかな、今の世の中がいくらよくないように見えても、きっとよくできる、よくなれるっていう氣がしています(^^)