毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

ちょっと補足☆

2014年07月30日 11時50分04秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


朝の陽射しに 「きょうも土用干し日和~♪」 と 嬉々として梅の盆ザルを出したら、じきに翳り始め、以後曇りっぱなし (;T▽T)

まあ、おかげで氣温がさほど上がらず、この時間でもまだパソコンやっていられるんだもんね♪

なんにでも、いい面ってあるものです





ここで前記事にいささか補足をば。

「見えない力をどう使う?」 なんて言われると、見ようによっては ハウツーっぽかったり、自分のトクになるように使えばいいのね、なんて印象になっちゃったりすることもあるかな? という懸念がちらと起こったもので (^^ゞ





たしかに私、旅館の仕事で 「おっかない人」 「愚痴や文句の多い人」 と評判の高かったお姉さんと組むときなど、まず自分の身を守るために(おい)、そして その方がどう変わるか知りたいという好奇心から(こら)、意図的に使ったことがあります。

ホメられたことじゃないですね

でも、ひと口に使うといっても、ただ聞こえのいいことを言えばいいっていうものでもないようです。

相手を感じないで 口先だけのお世辞を言っても、相手に伝わるのは、その白々しさだけ。

逆効果になってしまいます





前記事で、「ストックホルム症候群」 という言葉を使いました。

「ストックホルム症候群」については、こちら をどうぞ。

で、このストックホルム症候群、ポイントは 本氣で相手に感謝したり好きになったりする、というところ。

なにしろ 命がかかっているもの ((((;゜Д゜)))

命がけだからこそ、感謝や愛と縁のないような場面に、そういう思いを出現させることができるんですね。

でもほんとうの氣持ちでないのは、身の安全が確保されたとたんに けろりと消えうせることでわかります。

厳しい相手に 「教えてくださってありがとう」 なんて言うにしても、内心 「けっ」 としか思っていなかったら、伝わるのはそちらのほう。

エネルギーや波動は ごまかしが効きません。

どんなことにも相反する二面があると信じ、ついつい否定的なほうに偏りがちになる心のクセを飲み込みつつ、まずは自分の中のとんがりや身構えを解き、明るく開かせた上での 「ありがとう」 だから、それなりの結果になったんだと思います。

そこはまあ オノレを変える努力もしましたぞ・・・・って、ストックホルム症候群が後押ししてくれた面も否めませんが (^_^;)





ないものをあると言いくるめるのではなく、どんなにネガティブな面しか見えないところにも 必ずポジも存在するんだ、と理解して信じて、そこから言葉を発するからこそ、それに見合ったものを相手から引き出せるんだと思います。





考えたらすごいことですよね。

どんなわちゃ~な人にも物事にも、見えないところに必ずお宝が埋まっているんだから。

それを見つけられるかどうかは、こちらの日頃の心のあり方次第、っていうことかな?





(^^)






















見えない力を どう使う?

2014年07月30日 06時35分35秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


前のブログ、見ようによっては 楽天的に過ぎるという印象になるかもしれませんね。

なにかを変えたいなら 行動あるのみ、座り込んできれいな言葉をいくら並べたって なにも変わらないでしょ? みたいな (^_^;)

人の意識は 多層構造になっていて、五感がすべての世界から 五感を超えた世界まで、さまざまな次元の意識が同時に存在し、どれにアクセスするかで 思うことが大きく(ときには真反対といっていいぐらいに)変わると感じています。

五感で触れる世界がすべて、という層が 自分の世界だと思い込んでいるときは、誰よりもこの私自身が、ああいうブログを書いた私につっこみたくなっちゃう(笑)

でもね。





10年前、とある大きな旅館で働いていたとき、新米の私は いろんな先輩方に付いて あれこれ教わりながら仕事をしていました。

そのとき、組んでいる相手の態度によって、自分から引き出されるものが180度変わるという体験をしました。

ダメ出しの連続で 否定され続けると、また何か言われる、とびくびく萎縮してしまい、かえって失敗が多くなります

そこにまた小言をかぶせられ、相手が言うとおりのダメダメな自分にますますなっていく、さらに その中で、納得いかないけれど言い返せない、というフラストレーションが次第に溜まって、自分の内側と 場の空氣をどんどん悪くしていく、そんなプロセスを つぶさに体験しました。

納得いかないのは、自分の負の反応が 相手によって引き出されたと どこかで感じているから。

でも、見える現象だけ取り出せば、「あなたはダメだ」 と言われ、そのとおりダメなことをしでかしているわけだから、「おっしゃるとおり」 で反論できないんですね (T_T)

ただただ理不尽な目に遭っているという 自分でもよくわからない怒りや恨みばかりが残り、そんなどんよりした氣持ちに足をすくわれ、またいっそう仕事の能率が悪くなる





その一方で、こちらを好意的に見てくれる人と組むと、別人か? と思うほど 生き生きと実力を発揮できる自分がいました \(^o^)/

ほめられればうれしいし、よ~し もっと! と張り切る氣持ちも湧いてくる

その人を喜ばせ、いい仕事をしたい、と意欲的になるから、ますます氣持ちよくテキパキ動ける。

ふだんしまい込んでいる力まで引っぱり出して、疲れ知らずでがんばれちゃうんですね♪





なにしろ人数の多い職場だったので、いろいろな人と組んで いろいろな体験ができて、そのうち 自分から積極的に “実験” してみるようになりました。

まあ、「実益を兼ねて」 ということだったんですけれど ( ̄∇ ̄*)ゞ

相手から好意的な反応を引き出したいとき、「あーもう この人文句ばっか」みたいな場面でも、にっこり笑って 「いろいろと教えていただいてありがとうございます」 と言ってみる。

そうすると、明らかに相手の反応がやわらぐのです。

ひどくいら立って仕事をしていた先輩が、まめまめしく面倒をみてくれる親切な先輩に変わったりして♪

同じ相手の態度でも、こちらが 「うるさいなぁ」という意識をぶつけるか、「教えてもらってる」 と好意的にとるかで、相手から引き出されるものがまるっきり違ってくるんですね☆





半年間 意図的にたっぷり場数を重ね データを集めさせてもらった あの体験は、今でも大きな財産です。

ひとりの人間の中に、「できる・できない」 「うれしい・うれしくない」 「好き・嫌い」 など、さまざまな 相反する要素が表裏一体となったものが ぎっしりしまい込まれているようです。

それが表に出るときは、必ずどちらか一方の面としてしか現れることができないのです。

どちらが出るかは、本人が自覚していれば、かなり意識してコントロールできます。

でも、そういうものだと知らなかったり、おおぜいの意識が集まって 外から強い力で働きかけられたりすると、自分に向けられるものによって 大きく左右されます。

逆に言うと、まだ起こっていない、可能性として見えない形で存在するものから、私たちは 自分の意識の向け方次第で、どちらの面でも 自在に引き出すことができるのです。





この力を無自覚に使うことで、好意的でない相手に 自分のフラストレーションを それと氣づかず上乗せして 不快な氣持ちをぶつけてしまい、相手から返ってくる反発のエネルギーがますます大きくなって、争いがエスカレートしていく。

ニュースをさっとひとわたり眺めるだけで、世界中のあちこちで このからくりが働いて、争いが激化していく様子が見て取れます。

私たちの見える世界は、見えない意識によって動かされています。

見える世界だけで判断すれば、状況を変えるのは 行動によってのみ、と思えるのも 無理ないこと。

でも、目に見える行動に 目に見えない意識が どれほど強く影響するものか わかっていれば、まず変えるべきは 意識の方だということもわかります。

まだるっこしく見えても、なんであれ きっとできる・うまくいく、という意識を持ち続けよう、発し続けよう、と思えるのは、あの半年間に渡る実験の手応えを 今も持ち続けているから。

最悪! と思える状況でも相手でも、必ず真反対の要素を内包しているもの。

自分の意識の向け方次第で、最悪なものをさらに発展させることもできれば、反対の要素を引っぱり出し 具現化させることもできるのです。





あの半年で氣づいたのだけれど、人って誰でも 自分のことをよく思いたい氣持ちがあるようです。

だから、かなりしんどい状況で、ストックホルム症候群ですか と言いたくなるほど 自分の意識を曲げてでも、好意的な意識を向けると、ウソっぽいと反発されるかと思いきや、けっこうしっかり乗ってきてくれるケースが多いと知りました。

意識してないけれど、互いに協力し合って 場の空氣をよくしているんですね (^^)

生きものはみな 不快より快を求めるようにできている。

この傾向を味方につけ、人やものごとのよい面に 意図的に光を当てて そちら側を引っ張り出す、そんな積み重ねが けっこう大きな力になるような氣がします。

さらに、おおぜいが心を合わせてそれをやれば、すごいパワーをもって 事に当たれるとも感じます。

意識や言葉の見えない力、なかなか強力です