Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ファンタスティック・フォー 超能力ユニット

2008-06-28 | 外国映画(は行)
★★★★ 2005年/アメリカ 監督/ティム・ストーリー
「しょーもなっ!と言いながら楽しんでしまったよ」



リーダーが一番ダサいゴム人間ってのがいいですねえ。普通、リーダーならもっとカッコ良く変身するものでしょう?そういうおバカさが実に気に入りました。昨今、実写ものSFって、説教くさいのが多かったですから、これは子供と一緒に、そんなアホな~とかましつつゲラゲラ笑って楽しみました。

だって、4人とも同じ宇宙嵐に見舞われたのに、全員症状が違うって、どういうことですか…。随所に出てくる子供だましの「なんちゃって科学理論」も笑える。しかも、この「なんちゃって科学理論」を見終わってから必至に解説している息子の姿がかーちゃんは微笑ましかったっす。

とはいえ、カースタントはなかなかの迫力ですね。バンバン車、ぶっ壊しちゃってます。どうやらファンの多いジェシカ・アルバ。「シン・シティ」でしか見ていませんでしたが、アメリカ人には珍しい子鹿のようなキュートさが男子のハートを掴むのでしょうか。おばちゃんのハートはピクリとも動きませんでしたが(笑)。

スパイダーマンに雰囲気が似ていると思ったら、やっぱりアメコミなんですね。こういうジャンルは全く無縁で、子供がいないと絶対見ないと思う。というわけで、子供がいると、映画の見る範囲って俄然広くなるのね。それはそれで良しと思う今日この頃。