Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

ローズマリーの赤ちゃん

2014-08-09 | 外国映画(や・ら・わ行)
★★★★☆ 1968年/アメリカ 監督/ロマン・ポランスキー
DVDにて観賞

いやあ、怖い。本作を見たのは子どもを産む前だったと思うので、
妊娠・出産を経験すると、また怖さ倍増。
どう考えてもアパートの隣人たちがおかしいという展開にも関わらず、
終盤、もしかしてこれは妊婦の妄想なのか?とミスリードされる、
ミア・ファローの狂った演技が秀逸。
そして、やはり本作の見所は、ローズマリーが見る悪夢の映像。
ロマン・ポランスキーの映像作りの才能を再確認。
直接的な怖さというより、得体の知れない恐ろしさで足がふらつくような、
めまいを感じる映像。これは唯一無二ですね。