【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

清水寺(胎内めぐり) 夜の特別拝観

2006-12-03 | 折々の花

清水寺の関係者さんから招待券をいただいたので、友人と3人で出かけました。

「清水の舞台から飛び降りた気分で・・・」と結構、物事はりこむときの言い回しがありますね。
この舞台に立つと夜の京都市内が一望出来、チラチラと明かりがきれいでした。
遠くに京都タワーが浮かび上がって見えました。
京阪五条で降りてトコトコ歩いていくと、さすが清水焼の本場です、
高級陶器のお店が並んでます。
清水さんのそばには”ちゃわん坂”と命名された通りもありました。

5:00にお昼の拝観を閉め切って、6:30から再び開門されます。
大勢だったため開門が繰り上がったみたい・・・
空いている関係者入り口から入るってちょっと優越感がありますね。

きれいに紅葉した木々にはライトアップされていてますます見事でした

胎内めぐりも又楽しからずや・・・・
大随求菩薩の胎内に見立てた真っ暗闇の中を数珠を頼りに進んでいきます。
左手でテニスボールくらいの数珠をなぞりながらすり足で一歩ずつそろりそろり・・・・
この悲母菩薩を象徴する梵字ハラを印した随求石が浮かび上がります

「大悲母(だいひぼ)のお腹の中へ一度戻ってみませんか。
目・耳・鼻・舌・体と意(こころ)は、どのように働くでしょうか。
暗闇の中で一点の光明を発見したとき、心身の新生を覚えるに
違いありません」と説明して下さいました。
私も真っ暗闇の中でこの明かりを発見したとき、なんともたとえようのない
安心感というか、ぱぁーっと心の中の何かが落ちていくようなカンジでした。

清水寺は西国三三ヶ所札所巡りの第16番目のお寺でもあります。
納経帳を持っていきました。2回目です。
同じページに日付を印していただいて、朱印を重ねていただきます。
「重ね判」といいます。以前、観音霊場巡りの折りに教えたいただいたんです。
そのご婦人はこの西国33ヶ所札所巡りが10回目だと、
真っ紅になった納経帳を見せてくれはりました。

一緒に行った友人も二人とも「私らはここから一回目で始めるわ」って・・・