【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

南山城村(童仙房・野殿)~虫たち~

2012-07-19 | 
童仙房にマツブサのお花に逢いに行って空振りに終わり➱こちらそれでもめげずに虫たちは居ないかな?と。

モートンイトトンボ(Mortonイトトンボ)イトトンボ科 モートンイトトンボ属




大きさ:約26mm~28mm

モートンイトトンボ
雄の腹部は尾部にいくほど、オレンジ色が濃くなります⇒ハイそうですね、
平地や丘陵地の湿地などに生息しており、5月から7月下旬ころまで見られます⇒確かに、池の淵に居ました。
この名前はイギリスのとんぼ学者Kenneth J Morton (1858~1940)に捧げられたものです⇒ナルホド。

ホソミオツネントンボ(細身越年蜻蛉) アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ属



大きさ:35~42mm

ホソミオツネントンボ
低山地の水草の多い池などで見られる細身のイトトンボ。
トンボにしては珍しく、成虫のまま冬を越すので「おつねん」の名がついている。
春になると体色が青くなるが、冬の間は褐色なので、枯葉にまぎれて見つけにくい。

アサヒナカワトンボ♀


アサヒナカワトンボとニホンカワトンボは同じカワトンボ科でよく似ていますが、違いは ➱こちら

↓パキッとしたトンボの写真です
アサヒナカワトンボ


ニホンカワトンボ

↑の2枚の写真は観察会のメンバーからいただきました、アリガトウです。

 「小曲」  大木淳夫 
想ひ
かすかに
とらへしは、

風に
流るる
蜻蛉(あきつ)なり。

霧に
ただよふ
おちばなり。

影と
けはひを
われは歌ふ。

↑ 道草さんよりいただきました。



ヒョウモンエダシャク(豹紋枝尺=豹柄の尺取虫) チョウ目 シャクガ科

大きさ (開張)41mm~50mm

ヒョウモンエダシャクの一番の特徴は、なんといっても毒を持っているということ。
幼虫のときにアセビを食べるそうなんです、このアセビの毒が体内に蓄積されてる。アセビは漢字で書くと馬酔木、馬でも葉を食べると酔ったようになるというほどの毒性があるので、他の生き物は近づかない、それが何故かヒョウモンエダシャクだけは平気らしい。おかげで、ヒョウモンエダシャクも鳥や他の生き物に食べられることなく安全に暮らすことができる。人間を刺したりするようなことはないだろうけど、あまり触らない方がいいかもしれない。

アミガサハゴロモ(編笠羽衣)の幼虫 半翅目 ハゴロモ科


マミジロハエトリ♂(眉白蝿捕)ハエトリグモ科



大きさ♂:6~7mm

マミジロハエトリ
黒色の頭胸部の前方に白い横線がある小型ハエトリグモ。
頭胸部は黒色で、♂は眼の上に白い横条が見られる
正面の2個の大きな目が目立つ小型のクモ。その名の通り、ハエ類を含む小型の虫を主食とする益虫である。捕獲用の網を張らず、歩き回りながらハンティングをする徘徊性のクモである。

ヒメカメノコテントウ  甲虫目 テントウムシ科

体長3.5mm~5mm


↑ ヒメカメノコテントウの幼虫
成虫・幼虫とも植物に付くアブラムシを食べる。

ラミーカミキリ(Ramie髪切)コウチュウ目(鞘翅目)カミキリムシ科


ラミーカミキリに(6/17大阪市大植物園で出合って以来の➱こちら)再会です
薄青色と黒色にきれいに色分けされたカミキリムシ。体表にはビロードのような材質感がある(らしい)
もともと日本にいた種類ではなく、明治初期に中国大陸から輸入されたラミーという植物にくっついて入ってきたらしい。
成虫はラミー、カラムシ、ムクゲなどの葉や茎を食べる。幼虫もこれらの植物の茎や根を食べる。
掲載のすべての虫たちの写真は2012.7.04 南山城村童仙房・野殿にて撮影

【おまけ】


祇園祭の日(7月17日)の午前11時、気象庁(各気象台)から関東甲信、東海、近畿、中国・四国で梅雨明けしたと見られると発表がありました。
「梅雨明け10日」といって、
梅雨明けしてしばらくは、太平洋高気圧が張り出して安定した晴天が続くものですが、今年は太平洋高気圧がすっぽりと日本付近を覆う形ではありません。
一部では強く、一部では弱く(沖縄付近に低気圧があるように)...となりそうです。
このため、晴れはするけど「にわか雨や雷雨に注意が必要」「湿った空気の流れこみ(台風など)をブロックしづらい」という弱点もあります。
ともあれ、早い真夏の到来!暑さに気をつけて楽しみましょう!!
けど、熱中症⇒こちらにはくれぐれもご注意のほど