【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

絵手紙~福寿草・節分草~

2013-03-12 | 絵手紙

フクジュソウって?

フクジュソウ(福寿草)キンポウゲ科

イメージはお正月のモンやないですか?
いいえ、違います、コレはまんまと花屋の栽培戦略にひっかかってるんですよ、季節感が無いですね、いったん冷蔵庫で低温にさらして、その後、温度をかければ花が咲くんですよ、チューリップといっしょですね、ところがホンマのフクジュソウは今の時季に咲くんですよ。
ホンマモンのフクジュソウがウチの庭で1週間ほど前から咲き始めました。
ウチの庭にフクジュソウが居るワケは? ⇒こちら

庭に出てホンマモンの福寿草をスケッチしてみました




セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科

節分草に初めて出合ったのは2009年3月のことでした ⇒こちら
一目ぼれ、いっぺんに大好きになりました、自生地で出合いたいのですが遠いんで京都府立植物園にセツブンソウが咲くころ通ってます。
植物生態園には4カ所ほど・・・最初は1か所だけだったんですが人気があるんで・・・
毎年ほぼ節分の頃に咲くのですが、今年なんかは1週間程度遅れての開花のようですセツブンソウの草丈は10㎝もありません、ものすごくかわいいので、もしどっかで自生してても盗られてしまう・・・そんなんで絶滅危惧種になってしまってます。
今年、京都府立植物園のセツブンソウに逢いに行った日は雪が降ってました。
「雪の降るような寒い時期になんで花が咲くんですか?」
「セツブンソウってね種ができるんですよ」
「何でできるん?ですか?」
「昆虫が花粉を媒介するんですね、その昆虫ってホソヒラタアブなんですよ。」
この花の白く見えてるのは花びらじゃなくって萼片、
「ほんなら花びらはどこに?」
「花びらが退化してこの黄色の蜜腺状になりました、花びらが退化した後のモンです」
一応、図鑑にもこのようなこと書いてはあるんですがよくワカリマセン、実際に見てみたらよく解りますね、紫色に見えてるのが雄しべの葯(花粉を出すところ)、その花粉を求めてホソヒラタアブがくるんですよ、この時受粉するわけです。
松谷名誉園長さんが何気に撮られたセツブンソウの写真には来訪中のホソヒラタアブが写ってたんやそうです。

京都府立植物園で撮った写真を見ながら絵手紙描いてみました