【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会:大河原⇒笠置 2015.9.12

2015-09-15 | やましろ里山の会
9 月植物観察会のご案内
昨年に引き続き9月観察会は南山城村から笠置までのハイキングコースを歩きます。このコースには沈下橋や甌穴(おうけつ)が見られるユニークな場所があります。イワタバコやミズギボウシなどと出会えるでしょうか。暑い夏が続きましたが、秋は確実に、近づいてきています。秋の草花は出番を待っているでしょうか。楽しみですね。久しぶりに、お弁当持参の観察会になりますが、大勢の皆さまのご参加をお待ちしています。
(やましろ里山の会からのお知らせ)

JR大河原駅で降りて沈下橋を渡り、

いつもの観察コースに向けて歩き始めます。

例年なら残暑が厳しい時期なのに今年は時折、さぁ~っと涼しい風が・・・っと快適な観察会日和でした

このコースは
2010.9.11⇒こちら2014.9.13⇒こちらの観察会に参加してます。
「気になるお花たちはどうしてるかな?」「あっ!居た、居た、よかったぁ~」っと・・・

ウチの近所の堤防(木津川)で今、群生しているのはアレチヌスビトハギ、観察道ではヌスビトハギが所々に群生してました。



ヌスビトハギの和名は、果実が泥棒の足跡に似ると言う。奇妙に聞こえるが、牧野富太郎によると、古来の泥棒は足音を立てないように、足裏の外側だけを地面に着けて歩いたとのことで、その時の足跡に似ている由。これは牧野富太郎による説で、フジカンゾウの別名がヌスビトノアシであることからの類推とのこと。他方で、『ヌスビト』が気づかないうちにその種子が人に取り付く性質を述べたとの説もある⇒wikipedia

植物って動くんやなっと思ったこと・・・
イワタバコ                     イワタバコ若い実

                   
2010年の時 ⇒こちら山からの水が小さな滝のように流れているそばの岩に、見事に群生していました
ところが2014年にはちょっと事情が違ってました、2010年に観察した場所には、少ししか咲いてなくって、ちょっと離れた山の斜面の岩に結構咲いてました。
今年は?っとなると、小さな滝の岩場には3~4株残ってるだけで山の斜面の方が株が多かったです。

ハイキングとして歩くのならささっと歩いてしまう道も、あっちの花こっちの花と出会う花ごとに観察したり写真撮ったりしてると「お昼までに甌穴(おうけつ)に到着出来ひんよ~」っと、先頭集団から声がしてました。

でもでも、二色のゲンノショウコ


ミズギボウシ(水擬宝珠)       ヤマジノホトトギス
 

ミズヒキ


ミズタマソウ                   ヤブミョウガ
 

ボタンヅル


ママコノシリヌグイ               ハシカグサ
 

ハグロソウ                   ヒヨドリバナ
 

スズメウリ
 

シュウブンソウ                    アキチョウジ
             
等々じっくり撮りたい・・・

あわただしく観察、撮影しながら何やらいわれのあるお地蔵さんなんかも横目に見ながら・・・








甌穴(おうけつ)群でお弁当したのは1時をとっくに過ぎてました。


お弁当タイムが終わってからは、あんまり寄り道もなしにJR笠置駅に到着、列車の時間待ちに駅のそばの笠置産業振興会館内の喫茶店で全員でお茶タイム(暑い日のホットコーヒー美味しかった・・・)
「28分に乗るんだったらそろそろですよ、乗り遅れたら1時間来ませんからね」っと教えていただいて15時28分の列車で帰路につきました。
「ずっと秋に観察会なんで時季を変えて春なんかもよさそうやね」「そうね、春にまた来ようよ」

花に来ている虫たちも
ザトウムシの仲間


ミドリヒョウモン♀                               ヒメウラナミジャノメ
 

オナガサナエ