【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会:2015.9.13

2015-09-20 | やましろ里山の会
平成27年度 京都府自然観察指導員等研修会
1.自然観察指導員講習会の受講者
2.府内で自然観察会などを開催している団体のメンバー
3.今後、自然観察会や探鳥会、見学会などを開催しようと考えておられる方
   の中でわんちゃん的には2.の理由で参加でした。
午前中は京都の植物に関する講演&質疑応答(講師:光田重幸先生)
午後は自然観察の野外実習(講師:自然観察指導員京都連絡会メンバー)

林道を歩きながらの植物観察です。


アケボノソウ(曙草)リンドウ科




さらさら~~と水が流れてる小さな川のすぐそばで咲いていました。
淡黄緑色の斑紋が蜜腺、虫は後ろ向いて蜜に集る、足に花粉が付いて運ぶ・・・のがこの花の戦略。
夜明け(あけぼの)の時に空に星が残ってる、その星のイメージが花びらの黒い点々・・・

チャの実

石で擦ってみたら?アレレ!! 
もうちょっと時間が経ってからは、お猿のように赤く変色してました。

カリガネソウ(雁草、雁金草)シソ科

臭い(くさい)臭い(におい)が特徴。山の斜面に群生してました。

ミヤコミズ(都みず)イラクサ科 京都府:絶滅危惧種


「タニジャコウソウがそろそろですよね?」っと林道の両脇をじぃ~っと見つめながら歩くのですが、一向に姿が見えてきません。4~5株しか見つかりませんでした。
「え~~っまさか・・・」ビックリです。
奥にある 大滝の神事で林道脇の草花を刈り取ったということやそうで、タニジャコウソウも見事に刈り取られていました。
また一方では「盗られたらしい・・・」という事実も拭いきれません、「大勢で来て持ち帰ったようです、あんだけあって、わんさかあったのに何にも無い、6~70株はあった、持って帰ったって育たないと思うんだけどね・・・」
「悲しいわ、あんだけあったのに、これだけやなんて・・・」と、みんなの思い。
タニジャコウソウは2012年まで京都府では絶滅種と登録されてました、2012年にこの地で所在が確認されて ⇒こちら
絶滅寸前種に登録し直されたんです。来年ここへ来たらいっぱい元気な姿を見せてくれるでしょうか?

タニジャコウソウ(谷麝香草) シソ科


アカソ(赤麻)イラクサ科               
 

カラスザンショウ(烏山椒)ミカン科
 

イノコズチのやじろべえ


ベニバナボロギク           ハシカグサ


シュウブンソウ
 

マツカゼソウ
 

ミズタビラコ                 ミゾホオズキ   
 

マムシグサの仲間


ヤブマメ


ススキ


ススキに居ました

カラスゴミグモ
        
ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)キク科
ハシカグサ(麻疹草)アカネ科
シュウブンソウ〈秋分草〉キク科
マツカゼソウ(松風草)ミカン科
ミズタビラコ(水田平子 )ムラサキ科
ミゾホオズキ(溝酸漿 )ハエドクソウ科
マムシグサ(蝮草) サトイモ科
ヤブマメ(藪豆) マメ科
ススキ(芒、薄)イネ科

カラスアゲハの幼虫
 

ガガンボの仲間


シーボルトミミズ

どっちが尻尾?どっちがアタマ?触ったらどんなカンジ?ネバネバしてるん?
「PCの待受にしようかな?」との声が後方から「えっ!え~~っ!!」

ヒグラシの抜け殻