【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

老化を防ぐ!? サンマの健康脂(あぶら)”

2021-09-13 | 絵手紙

日本の秋の代名詞でもある「秋刀魚」。


1番脂がのっているのは、襟裳岬沖から南下しはじめる
9月中旬~10月中旬。
1年のうち、旬は、たったの1カ月ほどです。
秋刀魚のあの細長い体には、いろいろな栄養素がつまっていて、特に、老化を防ぐ健康体をつくる食材として注目されているのが、サンマやイワシ、サバです。
それら魚の特徴として、「DHA」や「EPA」が多く含まれています。
「DHA」や「EPA」は、人間のからだに必要な必須脂肪酸、例えていうなら「脂」のようなもの。
若さを保ちながら長生きするためには欠かせない栄養素で、老化を防ぐ健康脂(あぶら)として、脚光を浴びています。
「DHA」は、
脳の若さを保つために重要で、記憶力や計算能力の強化に役立ちます。
「EPA」は、
血液がかたまるのを抑えたり、血液中の中性脂肪を減らす作用などで、血液をサラサラにしてくれます。
コレステロールを調整する働きもあって、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防や改善にも期待されています。
他にも「DHA」「EPA」は、がんの発生を少なくする作用があることも報告されています。
その中でも、脂ののった旬のサンマには、抗酸化パワーで老化防止に役立つ「ビタミンE」や、脳の若さを保つ「葉酸」もたっぷり!
そんなサンマの味のよさと健康効果をよく知っていたのが、豊臣秀吉。
秀吉と言うと、貧しい農家のせがれでありながら、武士社会に飛び込んで、ついには織田信長亡きあとの、天下とりに挑戦し、みごとに成功した日本一の「出世男」です。
子どもの頃には、ドジョウをとって町に出て売ったり、自分でも食べたりして育ったと伝えられ、他にも、安いイワシやサンマなども好んでいたとか。
当時、サンマなどは、大名クラスになるとめったに口にはせず、タイやハモ、アユ、アワビなどの高級魚が中心。
その中で秀吉は、サンマは旨いだけでなく、食べると体力のつく成分を豊富に含んでいることを熟知していて、側室の茶々(淀どの)が病気になったとき、「回復するための体力がつくから」とサンマを送ったようです。
秀吉は63歳で死去となっていますが、当時の平均寿命は、おおよそ30歳~40歳くらいですから、
63歳は、長生きです。
サンマの栄養を余すことなく食べるのにオススメなのは、
「刺身」
DHAやEPAは脂に含まれているので、
焼いてしまうと、その脂と共に流れ出てしまいます。
「生食」が、1番効率的に栄養を摂取できるということです。
ですが、スーパーなどで売ってるサンマは基本加熱用です。
もし、鮮魚コーナーで、「サンマの刺身」があれば、迷わずゲットして頂きたいですね!
最近では漁獲量が減って、昔ほど安価に手に入れることができなくなりましたが、それでも、秋を感じ、老化を防ぐ「サンマのパワー」を、いただきましょう!
 👆 ABCラジオ 朝も早よから芦沢誠 「脳にビタミン!もしもしコラム」
びわ湖が育てたメディカル・マスター スポーツ健康科学博士 田井中幸司先生




2012-10-07 絵手紙:秋刀魚

目から描いていきます、サンマは長いのでシューッと描いてしまわないで手を止めながら描いて行きます。
カンタンなんですよ、そんなに線はありませんから、水を少なくしてカサカサすると、魚が干からびたカンジになってしまうので、そこそこ水も含ませて下さいよ。