【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

植物観察会 2023-5-18

2023-05-27 | 木津川市植物同好会
木津川市植物同好会会員の皆様
新緑が目に鮮やかな季節となりました、きっと野のお花たちも賑やかなことでしょう、
さぁ会いに行きましょう。
5月観察会のお知らせ
日  時:5月18日
場  所:南山城村奥田方面
集合時間:10時30分
集合場所:南山城村道の駅
参  考:JR木津9:32発⇒JR加9:40発⇒JR月ケ瀬口10:02着
👆お便りが届きました。久しぶりに参加のわんちゃんです。

① この場所には何回も行きました。
「イシモチソウは?トキソウは?」そこに居てるとわかったときは皆で「良かった❢良かった❢」と、思わず歓声が……。
★イシモチソウ(石持草)モウセンゴケ科モウセンゴケ属の食虫植物

茎からは茎生葉として、長さ10mm~15mm程度の葉柄の先に、幅4mm~6mmの三日月型の捕虫葉を疎らに互生する。葉身または葉縁から生える長い腺毛の先端の粘液滴で昆虫等の小動物を粘りつけ、傾性運動により包み込んで捕獲し、粘液に含まれる消化酵素にて分解、吸収して養分とする。

★トキソウ(朱鷺草、鴇草、) ラン科トキソウ属の多年草 。京都府RDB絶滅危惧種

日当りのよい貧栄養な湿地にはえる多年草。
生存に対する脅威:園芸採集、湿地の遷移・富栄養化
保全対策:園芸採集の自粛、湿地の草刈りや除伐。

★ニワゼキショウ(庭石菖 Sisyrinchium rosulatum)アヤメ科ニワゼキショウ属
 

辺り一面にニワゼキショウの白いのや淡紅紫のが混在していっぱい咲いてる、よくよく見るとセッカニワゼキショウもいっぱい咲いている。
★セッカニワゼキショウ (雪花庭石菖、 Sisyrinchium sp. ) アヤメ科 ニワゼキショウ属
別名、コニワゼキショウ。

北アメリカ原産の帰化植物である。 花は白く、花弁が6枚に分かれており、黄色いスジが1本入っている。
「三つ並べるとこんな感じ」っとUさんが。「はい、パシャ」


  
★チガヤ(千萱、茅、)イネ科チガヤ属
地下にしっかりした匍匐茎があるため、大変しつこい雑草である。群生して絹毛のような穂が日光に照らされて輝き、風になびく光景は美しいが、雑草としては最も強い性質をもち、一度土地に侵入すると絶やすのは難しい。
芽の先端が細く尖り、塩化ビニール製の蛇腹ホース程度なら貫通する場合もあるという

★ノアザミ(野薊)キク科アザミ属
和名ノアザミは、「野アザミ」の意味。アザミの由来については、一説には触ろうとするとトゲに刺されて「欺かれた」という意味からついた名とも言われている。別名を、コアザミともいう。中国植物名(漢名)は、大薊(たいけい)。
花言葉:「触れないで」


★ハハコグサ(母子草 学名: Pseudognaphalium affine)キク科ハハコグサ属 
春の七草の1つ、御形(ごぎょう、おぎょう)でもあり、茎葉の若いものを食用にする
(セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ スズナ スズシロ これぞ七草)
花が終わると、同科のタンポポと同じように、実は綿毛をつけて、風に乗せて種子を飛ばす

★ヘビイチゴ(蛇苺、学名:Potentilla hebiichigo Yonek. et H.Ohashi)バラ科キジムシロ属
 
和名の由来は
実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育する、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。
毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。ヘビイチゴは人間が食べても体に害はない。

② 湿地から奥田方面に向かう道路に出ました、右手の斜面に「元気で居てるかなぁ」のお花たち。
★ヒメハギ (姫萩) ヒメハギ科 ヒメハギ属(撮影:伊藤ちゃん)

ちょっと見、小さい萩と思わせるが、分類上はマメ科(萩)とはかけ離れた、独立したヒメハギ科。花弁は筒状で、下側の咲きが房状に。左右相称花で、ガクの側片が花弁のように目立ち、左右に張り出す。

 
★イ(藺草、イ草、Juncus decipiens)イグサ科
和名は藺。最も短い和名としても知られている。別名:トウシンソウ(燈芯草)。
畳を作る時に必須のものであり、ちまきにも使われる。
俳句では夏(仲夏)の季語とされる

★コウゾリナ (顔剃菜 学名: Picris hieracioides subsp. japonica )はキク科 コウゾリナ属
茎や葉でほおをなでるとざらつく、頬をかみそりでそるの意味で、顔剃菜(こうぞりな)。
藩は日光を受けて開き夜は閉じる。茎の下に根出葉が多数出る、山菜として春先の若葉が利用される、開花期になると葉がかたく食用にはならない。中国では『毛蓮菜』と書き全草や根を煎じて利尿薬としている。

★ウマノアシガタ(馬の足形、Ranunculus japonicus)キンポウゲ科キンポウゲ属

花弁に独特の光沢がある
キンポウゲ科に多い有毒植物のひとつであり、これを食べた牛が中毒を起こしたことがある。中国では「毛茛(もうこん)」と書き、古くから薬として用いられているが、もちろん素人が扱うのは危険である。

 
★サルトリイバラ(猿捕茨  学名: Smilax china )サルトリイバラ科 シオデ属
実が見つかりました、秋には真っ赤になります。

★スイカズラ(忍冬 学名: Lonicera japonica)スイカズラ科 スイカズラ属
別名、 ニンドウ (忍冬)キンギンカ (金銀花)。
花は甘く香り、夜に強まる。花の奥には蜜がたまり、昔子どもたちはそれを吸い、名のもとになったという。漢名は冬の常緑に注目して忍冬。つる草で、その蔓のからみと花は唐草文様としてデザイン化された。
法隆寺から白鳳時代のみごとな軒瓦が出土『忍冬唐草文字瓦』と名付けられている。(朝日新聞花おりおり 第一巻より)

 
★ルリセンチコガネと言えばこちら
他にも
 
③ オートキャンプ場に沿って、

ちょっと歩いたとこの用水路脇の湿地に
★ナラメリンゴフシ

コナラの枝先の芽にできたリンゴのような虫えいです。
ナラメリンゴタマバチが寄生してできたものです。

★トウカイモウセンゴケ モウセンゴケ科 モウセンゴケ属(撮影:伊藤ちゃん)

トウカイモウセンゴケはモウセンゴケとコモウセンゴケの中間的な形をしており、っと植物図鑑には載っている、たまたまここに、トウカイモウセンゴケとモウセンゴケが隣同士で居てる、コモウセンゴケとはどんなんやろか?

★モウセンゴケ


★ミヤコグサ(都草、学名: Lotus japonicus)マメ亜科

ミヤコグサとセイヨウミヤコグサこちら

ここは貴重な植物が育っています。時期を変えて何回も観察したい場所です。
定点観察の意義
定点観察は、年ごとに何がどのように変わったのか、写真や数値化できるデータとして残しておくことが大切です。
そして変化があったなら、その理由を考え、未来につなげる工夫をしていくことが大切でしょう。
っと、教えていただいたことがありました。