『イノセント』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000CEVWPG&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
ダブル不倫でコスチュームプレイ。モチーフとしては何度も映画化されてる『危険な関係』と似てますね。特権階級が舞台の恋愛愛憎劇。
オトコってオトコってほんっっっっっとにバカで身勝手でどーしよーもない生き物なんだよねえ。よく男は「女は子宮で考えてる」とかアホなことぬかしてるけど、女にいわせりゃ男こそ「チンコで考えてんじゃん」な動物だよ。
もーこの映画にでてくる男は全員が全員、「チンコ頭」です。バーカバーカバーカ。主演のジャンカルロ・ジャンニーニのじとっとした色ボケ面がバカバカしくて滑稽で、彼がカメラ目線でこっちみるたび、ひたすらおっかしくってしょーがない。彼が演じるトゥリオとゆー貴族は、自分がどんだけバカなのか最後までぜーんぜん気づかない。というか自分では頭良くて、うまく周りをだまくらかして、表面取り繕えてると思いこんでるけど、ま、んなワケないんだよね。バカじゃん。
この映画もまた美術やら衣裳やらヴィジュアルがめちゃくちゃ美しい。『ルートヴィヒ』にも出てた小説家ダルボリオ役のマルク・ポレルがどーみてもジゴロにしか見えなかったけど、かっこええからまあ許そう(爆)。「誰も抵抗できない」美貌の未亡人役のジェニファー・オニールは確かにおそろしーくらい美しかったけど、右手の甲に2ヶ所、超特大の吐きダコが見事にできていてビビり。色や形からして当時進行形で過食症だったんでしょう。ちょっとドーラン塗っとくくらいやればよかったのに、彼女が手袋脱いでるシーンでは毎度そこに目が釘づけになってしまうのを、意識して見ないようにしなくてはならなかった。
なんだかんだいって、愛なんて結局は身勝手なものかもしれない。恋をしている人間なんかみんな愚かになるものかもしれない。
けどなんにつけても、なにもかも思い通りにできるものと決めつけることほど愚かしく傲慢なことはない。そんなに世の中都合良くできてない。たかが人間ひとりになんでも思い通りにできてまるくおさまる世の中なら、誰も何にも苦労しない。
どれだけお金があって権力があって教養があっても、そんなこともわからなければバカはバカだ。
こんなバカ主人公のテーマはもーこれしかないでしょー。『Look what you've done』(Jet)(歌詞/町山智浩氏の日本語訳)。
そしてこーゆーバカ主人公の映画観て喜んでるぐりもそーとーバカだけど、世間には「バカな子ほどかわいい」なんて言葉もあったりして。
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ダブル不倫でコスチュームプレイ。モチーフとしては何度も映画化されてる『危険な関係』と似てますね。特権階級が舞台の恋愛愛憎劇。
オトコってオトコってほんっっっっっとにバカで身勝手でどーしよーもない生き物なんだよねえ。よく男は「女は子宮で考えてる」とかアホなことぬかしてるけど、女にいわせりゃ男こそ「チンコで考えてんじゃん」な動物だよ。
もーこの映画にでてくる男は全員が全員、「チンコ頭」です。バーカバーカバーカ。主演のジャンカルロ・ジャンニーニのじとっとした色ボケ面がバカバカしくて滑稽で、彼がカメラ目線でこっちみるたび、ひたすらおっかしくってしょーがない。彼が演じるトゥリオとゆー貴族は、自分がどんだけバカなのか最後までぜーんぜん気づかない。というか自分では頭良くて、うまく周りをだまくらかして、表面取り繕えてると思いこんでるけど、ま、んなワケないんだよね。バカじゃん。
この映画もまた美術やら衣裳やらヴィジュアルがめちゃくちゃ美しい。『ルートヴィヒ』にも出てた小説家ダルボリオ役のマルク・ポレルがどーみてもジゴロにしか見えなかったけど、かっこええからまあ許そう(爆)。「誰も抵抗できない」美貌の未亡人役のジェニファー・オニールは確かにおそろしーくらい美しかったけど、右手の甲に2ヶ所、超特大の吐きダコが見事にできていてビビり。色や形からして当時進行形で過食症だったんでしょう。ちょっとドーラン塗っとくくらいやればよかったのに、彼女が手袋脱いでるシーンでは毎度そこに目が釘づけになってしまうのを、意識して見ないようにしなくてはならなかった。
なんだかんだいって、愛なんて結局は身勝手なものかもしれない。恋をしている人間なんかみんな愚かになるものかもしれない。
けどなんにつけても、なにもかも思い通りにできるものと決めつけることほど愚かしく傲慢なことはない。そんなに世の中都合良くできてない。たかが人間ひとりになんでも思い通りにできてまるくおさまる世の中なら、誰も何にも苦労しない。
どれだけお金があって権力があって教養があっても、そんなこともわからなければバカはバカだ。
こんなバカ主人公のテーマはもーこれしかないでしょー。『Look what you've done』(Jet)(歌詞/町山智浩氏の日本語訳)。
そしてこーゆーバカ主人公の映画観て喜んでるぐりもそーとーバカだけど、世間には「バカな子ほどかわいい」なんて言葉もあったりして。