『バッド・エデュケーション』
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=htsmknm-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000BH4C42&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
面白かったよー。
コレたぶん『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥー・ハー』みたいな感動作でアルモドバルを知った人にとってはかなり意外な作品になったんじゃないでしょーか。確かに国際的に高い評価を得たこの2作は彼の真の意味での出世作だけど、実際にはそれ以前からアルモドバルは既に巨匠だったし、『〜マザー』以前を知る観客にとっては「そうそうコレコレ♪」と嬉しくなるような作風に回帰しているとも云えます。
監督はこれを愛の物語だと云っているし、プロモーションもその言をそのまま流用しているけど、観た感じでは特にそうとは思えない。そういった面があることは決して否定はしないけど、ぐりの目には愛もギミックとして利用されているだけのように見えました。
この作品が秀逸なのは、ごくありふれた話、誰にでも先が読める話なのに観客を全く飽きさせない構成力にあります。
若くして成功した主人公を訪ねて来る元同級生。主人公は彼のあまりの変わりようと離別の時間の長さに、相手が果して本当にかつての親友なのかはかりかねている。だが彼の語る物語には現実に自分たちが体験した少年時代が描かれている。さぁ真実は・・・って大体分かるやないですか。土曜ワイド劇場(古い)でもこんなベタな話やらないよ。でもこれがアルモドバルの手にかかるとおかしいくらいスリリングにミステリアスになる。不思議なもんです。
ガエル・ガルシア・ベルナルの女装が迫力ありましたです。
それにしてもゲイやドラアグクイーンばっかり出て来る映画しか撮ってないのに、みんなが作品に出たがる巨匠がいるスペインってグローバル・・・なのかなぁ?
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面白かったよー。
コレたぶん『オール・アバウト・マイ・マザー』や『トーク・トゥー・ハー』みたいな感動作でアルモドバルを知った人にとってはかなり意外な作品になったんじゃないでしょーか。確かに国際的に高い評価を得たこの2作は彼の真の意味での出世作だけど、実際にはそれ以前からアルモドバルは既に巨匠だったし、『〜マザー』以前を知る観客にとっては「そうそうコレコレ♪」と嬉しくなるような作風に回帰しているとも云えます。
監督はこれを愛の物語だと云っているし、プロモーションもその言をそのまま流用しているけど、観た感じでは特にそうとは思えない。そういった面があることは決して否定はしないけど、ぐりの目には愛もギミックとして利用されているだけのように見えました。
この作品が秀逸なのは、ごくありふれた話、誰にでも先が読める話なのに観客を全く飽きさせない構成力にあります。
若くして成功した主人公を訪ねて来る元同級生。主人公は彼のあまりの変わりようと離別の時間の長さに、相手が果して本当にかつての親友なのかはかりかねている。だが彼の語る物語には現実に自分たちが体験した少年時代が描かれている。さぁ真実は・・・って大体分かるやないですか。土曜ワイド劇場(古い)でもこんなベタな話やらないよ。でもこれがアルモドバルの手にかかるとおかしいくらいスリリングにミステリアスになる。不思議なもんです。
ガエル・ガルシア・ベルナルの女装が迫力ありましたです。
それにしてもゲイやドラアグクイーンばっかり出て来る映画しか撮ってないのに、みんなが作品に出たがる巨匠がいるスペインってグローバル・・・なのかなぁ?
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