8月26日(金)~9月4日(日)震災ボランティアレポートIndex
震災ボランティアにはほんとうにさまざまな人が参加している。
大半がボランティア活動そのものが初めてという人ばかりだからか、層に偏りがあまりない。
その一方で、ちょっと話してみると簡単に共通の知人がみつかったりして、日本の社会貢献分野の狭さにビビる。
今回はいろいろなボランティアについて。
○団体ボランティア
市民団体やNPOなど非営利団体が窓口になって募集しているボランティア。
宿泊場所や交通手段などのツールが揃っていたりして、非常に気軽に参加できるようになっている。ぐりは毎回このパターンで参加している。
GWに参加した団体は男性が多かったが、お盆・8~9月に参加した団体は比較的女性や中高年・学生が多く、より層が広くなっていた。
誰にでも気軽に参加できるという利点も大きいが、そのぶん、「ちょっとそれはどーなの?」的な不心得者も混じってきてしまうのは不可抗力。
それも団体の特色なので、どこの団体も同じというわけではないと思いますが。
○学生ボランティア
大学や学生団体が募集しているボランティア。団体によっては先生が引率についていたりする。
真面目な子が多くてしかも若くて体力もあるので作業効率はいいし、注意事項が行き届いているのかお行儀はいいけど、逆に指示がなければなかなか動けないという面もある。団体によっては完全に目的意識がズレていると感じられることもままある。致命的。
学生ボランティアでも個人で団体ボランティアに参加してる子は非常に自立していて、学生団体経由で参加してる子とずいぶん雰囲気が違うなという印象。
夏休みは終わるし、学生は熱しやすく冷めやすいので、今後数が少なくなっていくことが心配。
○ボランティアツアー
旅行会社やバス会社が主催しているツアー。2泊3日程度の観光旅行のスケジュールの間に、ボランティア参加日が組み込まれている。
ボランティアだけでなく経済面でも被災地復興に貢献できるのと、宿泊場所や食事の面で他のボランティアよりも肉体的な負担が少なく、気楽に参加できるという利点がある。
お金(=参加費)を出してまでボランティアをしようという人たちなので、ものっすごい真面目!に一生懸命!作業される方が多い。年齢層としては中高年が多いが、ときどき学生や20代の若い女性も混じっている。リピーターもけっこう多いらしい。
しかしツアーによっては観光がなかったり、泊まるところもボラセンだったり食事が出なかったりするケースもあるらしい。なんだそりゃ?
○個人ボランティア
自治体窓口に直接申し込んで参加しているボランティア。
ミュージシャンや飲食店経営者・ヒッチハイカーなどさまざまな人がいるが、基本的には2~10人程度のグループで参加している人が多いみたいです。
仮設住宅で音楽を演奏したりお料理を振る舞ったりするイベントをやる人もいれば、地元小学校の運動会を手伝ったり、避難所の後片付けなどの肉体労働に参加する人もいたり、活動形態はさまざま。
被災地からの参加者がけっこういるのもこの個人ボランティア。つまり温度差の幅もかなり広い。
あと某新興宗教のボランティア部隊にも出会ったけど、これがまたムチャクチャ仕事が速い(らしい)。既に「ボランティア」のレベルを超越してる。完全マジモードなんだと。
ぐりはたまたま身内にこの宗教の関係者がいたのでこういう社会奉仕活動のことはなんとなく知ってはいたんだけど、それにしても宗教の力ってすげえなあ。
被災地でもっとも早く動き始めたのもキリスト教の教会ボランティアだとも聞いている。もともと社会奉仕活動やってて全国に広がるネットワークがあるからね。
ただし一件ごとのロットが小さいので、誰でもすぐ参加できるわけではないところがネックといえばネックかもしれない。
気仙沼市沿岸部、干潮時。台風が近づいていて空模様が怪しい。
8月26日(金)~9月4日(日)震災ボランティアレポートIndex
8月11日(木)~15日(月)震災ボランティアレポートIndex
4月29日(金)~5月7日(土)震災ボランティアレポートIndex
Googleマップ 震災ボランティアレポートマップ(ver.3.0)
震災ボランティアにはほんとうにさまざまな人が参加している。
大半がボランティア活動そのものが初めてという人ばかりだからか、層に偏りがあまりない。
その一方で、ちょっと話してみると簡単に共通の知人がみつかったりして、日本の社会貢献分野の狭さにビビる。
今回はいろいろなボランティアについて。
○団体ボランティア
市民団体やNPOなど非営利団体が窓口になって募集しているボランティア。
宿泊場所や交通手段などのツールが揃っていたりして、非常に気軽に参加できるようになっている。ぐりは毎回このパターンで参加している。
GWに参加した団体は男性が多かったが、お盆・8~9月に参加した団体は比較的女性や中高年・学生が多く、より層が広くなっていた。
誰にでも気軽に参加できるという利点も大きいが、そのぶん、「ちょっとそれはどーなの?」的な不心得者も混じってきてしまうのは不可抗力。
それも団体の特色なので、どこの団体も同じというわけではないと思いますが。
○学生ボランティア
大学や学生団体が募集しているボランティア。団体によっては先生が引率についていたりする。
真面目な子が多くてしかも若くて体力もあるので作業効率はいいし、注意事項が行き届いているのかお行儀はいいけど、逆に指示がなければなかなか動けないという面もある。団体によっては完全に目的意識がズレていると感じられることもままある。致命的。
学生ボランティアでも個人で団体ボランティアに参加してる子は非常に自立していて、学生団体経由で参加してる子とずいぶん雰囲気が違うなという印象。
夏休みは終わるし、学生は熱しやすく冷めやすいので、今後数が少なくなっていくことが心配。
○ボランティアツアー
旅行会社やバス会社が主催しているツアー。2泊3日程度の観光旅行のスケジュールの間に、ボランティア参加日が組み込まれている。
ボランティアだけでなく経済面でも被災地復興に貢献できるのと、宿泊場所や食事の面で他のボランティアよりも肉体的な負担が少なく、気楽に参加できるという利点がある。
お金(=参加費)を出してまでボランティアをしようという人たちなので、ものっすごい真面目!に一生懸命!作業される方が多い。年齢層としては中高年が多いが、ときどき学生や20代の若い女性も混じっている。リピーターもけっこう多いらしい。
しかしツアーによっては観光がなかったり、泊まるところもボラセンだったり食事が出なかったりするケースもあるらしい。なんだそりゃ?
○個人ボランティア
自治体窓口に直接申し込んで参加しているボランティア。
ミュージシャンや飲食店経営者・ヒッチハイカーなどさまざまな人がいるが、基本的には2~10人程度のグループで参加している人が多いみたいです。
仮設住宅で音楽を演奏したりお料理を振る舞ったりするイベントをやる人もいれば、地元小学校の運動会を手伝ったり、避難所の後片付けなどの肉体労働に参加する人もいたり、活動形態はさまざま。
被災地からの参加者がけっこういるのもこの個人ボランティア。つまり温度差の幅もかなり広い。
あと某新興宗教のボランティア部隊にも出会ったけど、これがまたムチャクチャ仕事が速い(らしい)。既に「ボランティア」のレベルを超越してる。完全マジモードなんだと。
ぐりはたまたま身内にこの宗教の関係者がいたのでこういう社会奉仕活動のことはなんとなく知ってはいたんだけど、それにしても宗教の力ってすげえなあ。
被災地でもっとも早く動き始めたのもキリスト教の教会ボランティアだとも聞いている。もともと社会奉仕活動やってて全国に広がるネットワークがあるからね。
ただし一件ごとのロットが小さいので、誰でもすぐ参加できるわけではないところがネックといえばネックかもしれない。
気仙沼市沿岸部、干潮時。台風が近づいていて空模様が怪しい。
8月26日(金)~9月4日(日)震災ボランティアレポートIndex
8月11日(木)~15日(月)震災ボランティアレポートIndex
4月29日(金)~5月7日(土)震災ボランティアレポートIndex
Googleマップ 震災ボランティアレポートマップ(ver.3.0)
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