落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

キューティーハニー

2004年05月10日 | movie
『キューティーハニー』
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いやー面白かったです。
ぐりはこの原作は読んだことがなくて、アニメの方は「なんとなく見たことがあるような気がする」程度の記憶しかありません。それでもあのセクシーでキュートでサイケなオープニングタイトルとテーマソングの印象は強烈で、『キューティーハニー』独特の世界観はくっきりしっかりイメージに残ってます。

そんなぐりがこの実写版『キューティーハニー』が原作・アニメ版と比べてどうだったかと感想を述べるのは非常に難しいですが、ひとつだけ云えるのはアニメほどセクシーではなかった、ってとこでしょうか。
主演の佐藤江梨子嬢は確かに物凄いプロポーションですし、コスチュームデザインもなかなかイイと思うんですが、もともと彼女に色気が足りんのでしょーな。胸は大きい、肌も白い、脚も長い、けど色気がない。ぐりはサトエリ嬢の歯が汚かったのがショックでした。歯ぐらい磨こうよおねーさん。

作品そのものはかなり楽しめる映画になってます。SFアクション・ミュージカル・コメディ。ストーリーとかコンセプトとかそんなのそっちのけで頭カラッポにしてただただ笑ってればスグ終わる、そんな他愛のないエンターテインメント映画です。特にミッチーが凄かった。そんなに出番は無いんだけど、画面に出て来るだけで試写室爆笑。さすが王子。
あと“ハニメーション”とか云う、1コマずつスチールで人物の動きを撮影してそれを繋いでアクションシーンをつくる(すなわち通常のセルアニメを実写の写真でつくるような考え方)、と云う手法はとっても効果的でした。この作品の世界観がこのいくつかのシーンでいちばんよく表現出来てると思うし、あのプロポーションで体が柔らかいサトエリ嬢だからこそ出来たんだと思います。

惜しむらくはこれだけの規模・出演陣でありながら予算が足りてない=完成度に相当問題があること。具体的に気になる箇所はいちいち挙げませんが、とりあえず特撮ショボイ・特殊メイクいけてない・画質キタナイ・音楽ダサイ。衣装と出演者が豪華なだけにそう云う手の行き届かない部分がやたら目立つ目立つ。
B級っぽい雰囲気を狙ってるにしても完成度はかなり納得行かないです。面白い映画だけにそういう必要最低限の箇所が出来てないのがヒジョーに悔しい。

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