百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

眉間の皺

2007年11月29日 | 千伝。
この頃、眉間の左皺が深くなりつつある。

鏡の中を覗き込み、歳のせいだと言えば、そのまま納得できるが・・
「いつも笑顔を!」をモットにしていると、どうも気にかかる。

眉間の皺を見ながら自問自答をする。

怒りっぽい顔をしているのだろうか?!
気難しい顔をしているのだろうか?!

学生時代の20歳の頃、友人と時々飲みに行ってた新宿のパブのママが、よく言っていたことがる。
「結婚相手は、眉間に皺のある女性とはしない方がいい。眉間に皺のある女は、怒りっぽい」と言うのである。

同じ頃、山登りの大先輩が、こんな事を言っていた。
「結婚相手は、一緒に山に登ってから決めろ。山に登ると相手の全人格が解るから」

その結果、友人が決めた生涯の伴侶は、眉間に深い皺のある女性だった。
山に登るときは、眉間に皺を寄せるぐらいに「シンドイ」ものがある。

眉間に皺をよせるぐらいの笑顔を作ろう。
自分に、そう言い聞かせよう。

父の顔を見て発見した。
左の眉間に、自分と全く同じ皺があった。

眉間の皺は、単なる遺伝かもしれないと感じた。

昨日の朝、朝靄の瀬戸内海の静かな百島の風景にうっとりしました。
あなたの夢を見ていました。
うっとりした時間が、多くありますように!

瀬戸の朝