今日は、あの山に登って参りました。
標高365M・・文殊山です。
この山の麓を故郷にする宇野重吉さんは、「文殊山が日本一の山」と常々言ってました。
「日本の百名山」の著者深田久弥さんの原点となる始まりの山でもあります。
登山口です。
頂上まで、約1時間・・途中、ところどころ、特徴のある木にヒノキやブナ科の名前を入れたり、とても歩きやすい整備された登山道です。
行く道で、聞こえる会話・・面白いです。
途中の眺めもよかったです。
小文殊に辿りついたら、天狗杉もありました。
展望台から眺めての風景もよかったです。
そのまま、頂上の大文殊へ。
結界に入るような神秘的な空気が漂う登山道です。
頂上へ。
下界の眺望を遮る木々を全部切り取っているので、眺めが抜群によいです。
標高365Mから眺める福井平野です。
それから、ダウン、アップダウン、アップして、奥之院へ。
知恵が授かるというくぐり岩があり、この岩のもとでは、磁石が効きません。
今日は、文殊山に3時間近く滞在していました。
久しぶりの御山散策でした。
ほんとうは、明日が「文殊山のぼろう会」で、御誘いがあったのですが、明日は雨模様なのです。
因みに、この麓の近くに「大土呂(おおどろ)」という地名があります。
この文殊山・・手塚治虫作品の「どろろ」の百鬼丸が、修行した山の舞台にもなっているのです。
今日、もしも、海が見えたならば・・
まるで、百島で過ごしたような一日でした。