ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

半世紀 50年。

2013年11月22日 | 千伝。
紀州梅もよいけど、和歌山県産の柿も蜜柑も、美味しいです。

・・何故だ?

今の子供たちに、あと50年後と言えば、途方もない時間かもしれませんね。

今日は、ケネディ元大統領が暗殺されて、50年。

1963年、昭和38年・・我が家には、テレビがありました。

小学校1年生の時です。

・・子供心に憶えています。

そのニュースで、アメリカという国を初めて意識しました。

未来の国のようなイメージが、ありました。

小学校の社会科で習ったのは、アメリカの家庭には大きな冷蔵庫があって、一週間の一度、車で沢山の食品を買って冷蔵庫に保管するという生活様式です。

昭和31年の経済白書に「もはや戦後ではない」と記述された年に、僕等は生まれました。

井戸水を釣瓶で汲み、バケツで運び、五右衛門風呂を焚木を燃やして沸かしたことを知る最後の世代かもしれません。

井戸で、盥の中で手洗いの洗濯をしていたのも憶えています。

水道も、電化製品のテレビ、クーラー、洗濯機、掃除機、電話、車等々・・大きくなるにつれて、身近なものになりました。

家庭生活が、どんどん便利になって、豊かになる時代の流れとともに成長してきました。

振り返れば、あっという間の50年です。

あと50年は、さすがに生きてはいないでしょうが、いい時代に生まれたと感じています。

和歌山の柿を頂戴したことに。

今、こうして生きていることに感謝します。