ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

あなたの仕事は?

2013年11月15日 | 千伝。
昨日は、好い天気でした。

近所の河原を散策していたら、遠くの白山に雪が積もっていました。



中学生の頃、まだ若かった医療法人「徳洲会」の徳田虎雄さんの熱弁をラジオを聴きながら、この方は凄いロマンある人物だと思った記憶があります。

鹿児島県、徳之島出身の貧しい家庭で生まれ育ち、そういった日本全国の僻地や離島にも、病院を設置したいという夢やロマンを語っていたのです。

中学生の僕ですら、感動を覚えたのですから、全国で何万人もの方が、感動したのでしょう。

その後の「徳洲会」は、日本でも屈指の医療法人になりました。

ぼくが想い描いた「徳田虎雄さんの仕事」は、日本全体の福祉医療介護の未来の指針を導くような大きな人物像でした。

ただ、今回の息子に対する選挙運動の方法・・車椅子生活になった父親の徳田虎雄さんが思い浮かべたのは、政治家にならないと「徳洲会」そのものの経営成長が見込めないという結論だったのでしょうか?

ぼくも、福祉医療介護の世界の末端に居て、仕事をしながら、勉強もしています。

・・日本が、どんどん貧しい社会に向かっているのが、よく判ります。

寝たきりの老父に向かって、老母と息子の親子が語りかけています。

「父さん、がんばって一日でも長生きしてね。たくさん年金を貰っているのだから、父さんがいなくなると困るから」

「そうだよ。お父さん、長生きするんだよ。お父さん・・。お父さんの仕事は、生きること」

さて、もう、忘年会や年末年始の勤務スケジュールも考えなけらなばならない時季です。

今週末も、目がチカチカしながら、京都まで社会福祉というものを学びに行きます。

ぼくの仕事は、何だろう?