ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

さようならウルフ!

2016年08月01日 | 千伝。
昨日の女性初となる東京都知事の小池百合子さんの当選ニュースは、それほど驚かなかったです。

グリーン一色でした。



が、昨日の元横綱・千代の富士の九重親方が亡くなったというニュースには驚かされました。

昨日の夕方のローカルニュースで、地方巡業のために約150名ほどの力士さんが福井入りしているとのこと。



同世代の千代の富士も福井入りしているのかな?と思っていた矢先の訃報でした。

・・すい臓がんで亡くなられたとのこと。

千代の富士は、20代半ばまでは、クソ生意気な力士で、先輩相手の対戦でも、執拗にがんを飛ばして睨みあい、ふざけた相撲取りという評価が多かったのです。

そんな評価が一変したのは、20代後半に大関に昇進した頃ぐらいかな?

遅咲きの大関力士、苦労人という側面がマスコミから紹介されて、孤高のウルフ誕生です。

あれよあれよという間に横綱に昇進・・一気に「時の人」となり、強い横綱という不動の人気者になりました。

100メートルを11秒台で走り、腕立て伏せ500回を一日3回繰り返していたという千代の富士の稽古ぶりに、同年代としても応援したくもなりました。

弟弟子の八角理事長(元横綱・北勝海)が、現在の日本相撲協会理事長です。

千代の富士・・いろいろと御苦労されたかと思います。

ぼくの記憶の中では、いちばん印象の残る強いお相撲さんでした。

享年61歳・・早すぎる生涯でした。

心からのご冥福をお祈り致します。

合掌。