朝の百島散策。
波の浦界隈まで、足を延ばしました。
陶芸体験が出来る「波の浦窯」です。
そこを通り過ぎると、「波の浦展望園」まで、もうすぐです。
「波の浦展望園」です。
私財を投じて作られたのは、多田篤さん・・残念ながら、4年ほど前に亡くなられました。
友人の叔父様であり、先輩の御父様でもあります。
観世音菩薩とは、「観音さま」と呼ばれて、昔から広く民衆に親しまれています。
三十三の異なった姿に変身し、衆生を救ってくれるとも言われています。
観音さまは、施無畏者(せむいしゃ)であると言われています。
施無畏者とは「怖いことや災いのない状態を人々に施してくれるもの」。
一切の衆生(しゅじょう)を救ってくれる現世利益の仏です。
観世音菩薩とは、人々の苦しみの声を聴き、苦しみのありさまを見届け、そのような人たちを全て救ってくれる崇高で偉大な仏であるとのこと。
伝え聞くことは、多田篤さんの尊父様が、この波の浦からの眺望を好まれて、生前、毎朝この場所まで散歩されて、四国方面を眺めていたとのこと。
残念ながら、現在は、荒れ放題の状態です。
この「波の浦展望園」が出来上がった頃に訪問した記憶は、目の前の邪魔する薮の林もなく、素晴らしい眺望が広がっていました。
多田家御親族一同様の奮起、そして、一層の御発展を期待するものであります。
~観世音菩薩第二番御詠歌~
見わたせば
功徳の海に
よせかえす
ひとつひとつの
波のきらめき