ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

タンゴの神様。

2016年08月25日 | 千伝。
兵庫県と京都府の境には、朝来とか、夜久野とか・・朝とか夜が付く地名があります。

丹後界隈の朝日は、大きいのです。

不思議と大きな太陽が、昇ります。

京都府福知山市に元伊勢三社があります。

先日、30数年ぶりに参詣しました。

20代半ばの頃、伊勢神宮関連の取材で訪ねたことがあります。

2000年以上昔、御祭神である天照皇大神は、元々は天皇の皇居に祀られていたと伝わっています。

そして、さらなる理想的な御鎮座の地を求めて各地を転々としたのちに、現在の三重県に伊勢神宮に鎮座されたとのこと。

だから元伊勢と呼んでいますが、伊勢への遷宮が無ければ、日本の天照皇大神の鎮座する場は、この地になっていたのかもしれません。

出雲の国との距離バランス・・近すぎたのかな?

日本神話の世界です。

因みに、冬至の日には、三重県の伊勢神宮から、この丹後の元伊勢神宮の直線ルートを太陽が昇るようです。

現在の伊勢神宮の神明造りの社殿は遠くから眺めるしかありませんが、この元伊勢神宮では、近くで見て、触れることも出来ます。

・・感慨深いものがありました。

元伊勢外宮です。



参道入口です。



御祭神は豊受大御神。



石段を上がると、ドキドキしました。



求めよ、さらば与えられん。



境内の別宮に、多賀神社・土之神社・月読宮・風之宮等々。

神様のお陰様で・・言葉が見つからないのです。



再拝二拍手一拝。



感謝。

途中、五十鈴川を渡り、4キロほど先に「元伊勢内宮」があります。



日が昇り、日が沈む・・毎日です。



長閑な風景です。



大きな鳥居に一礼。



一歩一歩進めば、遠くまで行けます。



この石段を昇るのにも、ドキドキしました。



険しい道こそが、大きな高さに繋がります。



背負っているのは十字架ではない・・肉体の老いかもしれません。



ここまで石段での参詣するのには、還暦の年齢には、ちょっとシンドイかもしれません。



・・神木が現れました。



シーンと静寂な空間(世界)が広がります。



御祭神は天照皇大神。



ここに、天照皇大神の神鏡が4年間祀られていたとのこと。



その後(53年後)、現在の三重県伊勢市の伊勢神宮へと遷宮となります。





樹齢二千年と言われる巨大な大杉です。



言葉に言い表すと・・神は、自らを助けようと努力する者を助けるのを好むのかもしれません。



神秘的な境内です。

再拝二拍手一拝。

さて、此処から歩いて約30分程度。

天の岩戸神社があります。





水の音が聞こえます。



畏れ多さを感じることができる場所です。



必然の姿・・自然の姿?





下って、鎖を使ってよじ登ります。



上りました。





無事に落下せず、無事に着地。



感謝感謝。



奇岩も多いです。



天の岩戸神社・・神々が舞い降りたという伝承の地。

精霊漂う渓谷でした。

「有難い」という言葉しか見つかりませんでした。

だから、「ありがとうございます」と叫んでいました。

再拝二拍手一拝。

そして、ぐるりと、逆コース(反時計周り)で、車で行くと「真名井の池」があります。



「天女が舞い降りた地」だと伝わっています。



この界隈から眺めた朝日が昇る光景です。

日の丸の国旗のような・・ほんとうに「大きな太陽」でした。



何かに「助けられる」「救われる」・・そんな存在感のある丹後の元伊勢三社でした。

丹後の神々に再拝二拍手一拝。

歓喜踊躍。

感謝。

花火 ムゼウム。

2016年08月25日 | 千伝。
8月16日・・敦賀・気比の松原での灯籠流しと花火大会を鑑賞しました。











精霊花火・・とても壮大で厳粛に楽しい時間を過ごすことが出来ました。

毎年同日の8月16日には、京都・大文字焼きの送り火があるのですが、その京都からも「敦賀の気比の松原での花火」を観に来る方も大勢いらしゃるようです。

昨年から、敦賀は、「人道の港」としてPRしています。

(1920年にシベリアで救出されたポーランド孤児、1940年にはナチスドイツの手から逃れたユダヤ人難民が、リトアニア・カウナスの領事代理杉原千畝が発給した「命のビザ」を握りしめ、敦賀港に上陸したことに関連して展示を行っています。ユダヤ人難民のコーナーでは、杉原千畝の生の声や難民が残していった時計、目撃した市民の貴重な証言、“命のビザ(複製)”などを展示しています。「ムゼウム」はポーランド語で「資料館」を意味します。 福井県観光協会)

感謝。