ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

埠頭を渡る風が消えた。

2018年10月13日 | 百伝。

今夜の気になるニュースは、日本の台所と呼ばれる豊洲市場オープンと来年の新天皇即位を祝い当日の5月1日前後10連休になるとの事。

その皇太子浩宮様は、全国障害者スポーツ大会の行事御視察のため、明後日まで福井に滞在中。

豊洲市場は、かつては、豊洲埠頭だった。

18歳の時、高校を卒業して、百島から父親がチャーターしていた貨物船に乗って、東京に着いた場所が無名の豊洲埠頭だった。

お隣りの埠頭は、日本一有名な晴海埠頭。

東京生活第一歩のスタート地は、東京駅でもなく、晴海埠頭でもなく、豊洲埠頭。

40数年過ぎて、豊洲の名が、豊洲市場として広く知れ渡る。

一方の晴海埠頭は、二年後の東京オリンピックの選手村に、その後、高層ビル群の住居地に変わる。

青春の「埠頭を渡る風」が消えた。