ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百鬼夜行。

2020年11月06日 | 千伝。
今日の日中、話題作の映画「鬼滅の刃」を観て参りました。

さほどの興味はなかったのですが、映画を観た職場の若い方からは評判がよいのです。

コメントするのには、まず観ないと何にも言えません。



妖術を使う化け物のような鬼に対して、呼吸方法を操り闘う鬼殺隊の人間の心。

苦しむ現実と楽しい夢の中、意識と無意識の世界、哲学的でもあり、宗教的でもあり、弱い者イジメして人間を喰らう鬼。

日が上ると、逃げる鬼。

闇に棲む鬼にも階級制度があるのには、びっくり❗

伝書鳩ではなく、黒いカラスが伝え飛んで行く。

強く生まれた者、強き人間は、弱い者、弱き人間を助ける、守る責務があるという感動作品でした。



上映後、ひとつ気掛かりだったのは、作品の登場人物は全員元気な若者ばかりでした。

始めと終りに、鬼殺隊の親方だけが、年寄りだったかな?

若い人たちにとって、夢見ることは大切です。

年老いた人たちには、未来よりも振り返る過去が大切。

楽しい思い出が多いほど、人生の宝になります。

鬼滅の刃は、すでに連載終了とのこと。

作者は、平成元年5月5日生まれの女性作者だとのこと。

今は、東京を離れ故郷の福岡で暮らしているとのこと。

動脈静脈の血流をコントロールする呼吸の知識、ヨガも風水も、様々な知識・・・作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さん、心の余裕と機会あれば、「高齢者の百鬼夜行」のような作品連載をお願いしたいものです。

呼吸方法は、大切な刃です。