ほぼ30年ぶりに尋ねた仏通寺(広島県三原市高坂町許山22)。
1397年(応永4年)沼田荘の地頭、小早川春平が、大通禅師を招請して創建。
仏通寺は、臨済宗14本山のうち、京都以西で唯一の大本山との事。
臨済宗の開祖栄西(1141年~1215年)は、備中は岡山の人。
宋に二度渡り、1202年に禅宗建仁寺を京都に建立。
それから、195年後の仏通寺だった。
今日は、それから624年後の仏通寺でした。
岩と木と川と石に溶け込んだ仏通寺。
一歩、仏様に近づいた気持ちになりました。
仏通寺 満山開けて もみじ狩り (山頭火より)
含
普賢菩薩
羅漢像
向かって右から、利益、平等、法界、乃至、無縁、有縁 の六像
開山大通禅師 お手植えのイヌマキ
開山塔を望む
三原とは、過去 現在 未来を顕す原っぱかも知れない。
肝心の本堂の高村光雲による十一面観音菩薩。