ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

チャレンジ百。

2021年11月20日 | 百伝。
チャレンジ100という標語を見つけました。

企業組織またはグループ内仲間で交通安全、無事故無違反100日を目指すチャレンジだとの事。

介護にも似たようなキャンペーンがあったような記憶があります。

80歳まで20本の歯を残すという8020運動だったかな?

実際上の話、歯が全く無く入れ歯を一切しないでも、慣れると歯茎だけで肉を食べている高齢者がいます。

忘却というチャレンジ・・歯がない顔の見映えも歯で噛むという事を忘れているのかもしれません。

刑務所での高齢受刑者も、何の罪を犯したかも忘れて、何故受刑されているのかも分からない高齢者が増えているとの事。

三食、冷暖房、医療完備、体操実践を考慮すると、認知症の受刑者にとって刑務所は立派な高齢者施設に思えます。

高齢者受刑者が出所しても即、刑務所に戻りたくなる為に無差別殺傷事件のような犯罪が、これからも増えるのでしょう。

一方、この頃の一般的な高齢者の認知症、車椅子、歩行見守り生活、高齢者施設は、障害者施設に思えてなりません。

元気で働く意欲のある高齢者の皆さん、8050、9060という老いた親が中高年の引きこもり人口約60万人の世話をする社会問題、40歳以下の若者を含めると約百万人にも及ぶという引きこもり人口。

非正規の労働者は、約200万人。

皆さん、人手不足の介護業界で働いて頂きたいものです❗

しかし、仕事として社会的なスティタスも低い介護職。

若者も中高年からも敬遠されがちな介護業界、当たり前です。

他業種よりも少ない年間約10日少ない休日数(10年で約100日)、加えて他業種よりも月収入約10万も低く、年収、退職金の少なさです。

この現況で福祉経営者、官民、メディアが、介護現場、介護従事者に対して「介護の重要性、働き甲斐」を求めるのは、「やりがい搾取」というもの。

日本の介護現場は、だんだんと荒ぽっい介護になりつつあります。

介護はプロにお任せは、無きに等しい現状です。

人生の終焉で、糞まみれのベッド、もしくは床に倒れたままの孤立死、無縁死、介護心中の多さ、人間としての尊厳は、どこにあるのやら?

政治、政府は、賃金を公務員と同レベルぐらいにしないと、介護業界で多くの若者が働くはずもありません。

思い出せば40年程昔・・僕らが新卒の頃は、確か公務員も福祉業界も同レベルで人気の無い業種でした。

高齢者社会中心の福祉から介護という職種の存在が大きくなるにつれて、賃金格差も介護難民という社会問題も露になりました。

領収書の必要も無い文書交通費用として毎月百万円を当たり前として貰う政治家には、社会の底辺に蠢く従事者、高齢者の実態、生活現場とは無縁なのかもしれません。

今流行り言葉の「17の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs」の中の第1番の目標が「貧困をなくそう」です。

第2番が「飢餓をゼロに」、第3番目が「すべての人に健康と福祉を」となっています。

17の次に来る18番目として、僕は、世界に訴えたい❗

すべての人が、小金持ちになるという目標。

大金持ちの人に対しては「お金に賞味期限を❗」という目標。

65歳からは、チャレンジ百の十八番(おはこ)という生き甲斐を🎵



(写真提供:百島カヤッククラブ)