百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

灯台 百の地を歩いて。

2020年10月20日 | 日本の百々巡り。

これは、あくまでも個人的な見解です。

不思議なのは、青山と白山という名称が、「百」が付く地域の近くによくあること。

そして、「百」が付く地域は例外はありますが、何故か街中にはありません。

過疎地域ばかりです。

しかし、百という地域への独特の愛着、誇りなのでしょう。

余所者が現れると、他者を寄せつけないような警戒心が動きます。

昨日、愛知県伊良湖岬から、フェリーに乗って、三重県鳥羽へと渡りました。



正確に言えば、35年ぶりの乗船でした。

バイクに乗って、東京から伊勢まで取材仕事に行きました。

あの当時の若い頃は、有名地、歴史検証、景勝地ばかりが目に入り、「百の地」は、映りませんでした。

35年昔の自分を思い出しながら、昨日の帰りは、大阪経由で福井へと帰りました。

あべのハルカスという、今は日本一高い高層ビルを眺めても、何だろうな?

伊勢湾に浮かぶ神島を思い出していました。

そして、伊賀の国名張(神屋)にある百々の里。



・・・潮騒、胸騒ぎ。

海の水賊は、山に移り住み苦労したと思います。

山の山賊も、海に移り住み苦労したと思います。

瀬戸内海の海賊が畿内に移り棲んで、その子孫が山賊、忍者になった。

畿内の山賊が瀬戸内に移り棲んで、その子孫が海賊、船乗りになった。

百々を歩いて巡って、間違いないと考えます。

ただ、今更ながら高齢になって歴史検証も学習もしたくないというのが本音です。

楽しく「百の地」への観光巡りで好いかなぁ。

仮称「百敷行き交う小さき行路(本部:尾道市百島)」。



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