百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島珈琲。

2023年10月11日 | 百会倶楽部(日本「百」歴史探訪)

午前4時からのNHKラジオ深夜便「明日への言葉」、よく聴いています。

その道を独自に究めた第一人者がゲスト出演して語る、今まで生きてきた道程、明日への提言、興味深いのです。

今朝のゲストは、古楽器リュート演奏者、水戸茂男さん。

1954年大阪生まれ、福山育ち、なんと尾道北高校卒業。

子供の頃から古いバロック音楽が好きでギターを弾いていたとの事。

我々同年代からすれば、フォーク、ロックではなく、古典音楽により興味があったというから流されない自律性が高い人なんだろうなぁ。

尾道北高校卒業後、東京へ出てギター教室の学校へ進んだとの事。

編成を奏でるギターよりも、無限大の自由な古楽器リュートに魅力を感じたという。

スペインへ7年間の音楽留学へ、古楽器リュートの全てを学んだとか。

音楽というのは宮廷音楽から劇場音楽へと拡がり、市井へと届くようになり、楽器自体をより大きい音量にする為に弦が鉄線になったとか。

今までに10枚のCDや音楽教則本を出したり、海外全国を巡りソロコンサート、数校の音大で招待講師をしているとか。

尾道北高校から音大へ進学せず、バロック音楽が好きで古典楽器奏者になって古典音楽の第一人者として独自の地位を築いたブレて無い人生だなぁ。

はて?1954年生まれ、尾道北高校卒業?

気になったので念の為、兄に水戸茂男さんという同級生がいたのか?と訊くと、兄曰く「よく知っている」との事。

コンサートにも観に行った事もあり、今も連絡があるという。

長く生きていると、同じ兄弟でも異なる世界を眺めながら生きているような気になりました。

福井でコンサートがあれば、兄の代理として花束持参で鑑賞したくなりました。

さて、日経新聞の春秋コラムは、広島県の観光戦略に提言をしていました。

宮島訪問の際、入島税百円徴収はよいアイデアだが、瀬戸内海を走る旅客船内で各々の島々を横切る際には、各々の島々の歴史案内を英語で音声案内するサービスした方がよいのではと?

筆者曰く、多くの外国人観光客が船内で時間をもてあそんでいたらしい、音声案内があれば、あの島へ行きたくなるのでは?という天下の日本経済新聞春秋コラムからの提言でした。

昨日、福井市街地を車で走っていると、赤白の文字の派手なマークでかなり目立つコンテナを運ぶトラックが走っていました。

NYKマークの日本郵船かな?と思い込んでいると、近づいてビックリ。

天社マークのKANBARA KISENのコンテナマーク・・福井市街地で見るとは驚きでした。

神原汽船、百島の対岸にある常石造船の礎となった常石グループの中核的な船会社です。

常石造船は、多分、サザンの桑田さんがラジオ番組で「スポンサーは常石造船、常石造船です」と全国に向けて叫んでいたので多くの方は知ってはいても、神原汽船は、広島県の東部、尾道市民も福山市民さえも殆ど知らない海運企業名です。

昔、18歳の時、東京で福山通運のトラックを見た時の驚き、あれから約50年、今では全国津々浦々で福山通運のトラックとすれ違うのは日常茶飯事。

神原汽船の未来は、どうなるのかな?

気になる今日のニュース、今の時点で他行へ振り込み出来ない全銀システム障害、いつ回復するのかな?

今週末の高齢者への年金振り込みがストップとなると、日本のシステムは基本的に危うい。

まだ年金は繰り下げ状態だけど、そろそろ年金生活者になるべきのか? 思案中。

20年ほど昔、元気だった叔父さんが、百島泊の港は、年金生活者しか歩いていない「ねんきん波止場」になったと言っていました。

「家の中でゴロゴロするよりも、百島生活ならば、釣り放題、野菜作り放題、山菜取り放題、身体を動かせば健康にもなるのに」と言えば、ほとんどの年金生活者は、「買って食べる方が安上がり」と言っていたなぁ。

そして、みんな、あの世に逝った。

今日は、将棋の藤井聡太名人21歳が、史上初の八冠獲得。

八冠となった21歳の若者は、これからは、ひたすら防衛人生。

後から追いかけて追いかけて来ても、逃げる、逃げる、逃げてトライするラグビー人生みたいな将棋人生になるのかな?

独占はよくないかな? 

ゆったりとしたバロック音楽。

美味しいお茶を飲んでいます。

今度は、珈琲を飲むつもり。

至福の一服。

百島珈琲と名付ける。

つもりは積もるでしょう。

もうすぐ年金生活者になるつもり。

死ぬまで働くつもり。

百島珈琲を楽しみながら広めるつもりです。



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