百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

令和へ。

2019年04月02日 | 百伝。

卯月四月に入りました。

昨日、今日と、こちらは霙混じりの寒い日々です。

13歳の春、百島中学校の「潮の香」に投稿した俳句。

梅咲けば 桜咲くのは 何故だろう

今日のこちらの桜の開花状態は、五分咲きぐらいかな。

代替えに、10年ほど前に植えた苗木も、どんどん成長します。

昨日は、新しい元号の発表。

令は、零とか霊に通じるという言質もありますが、そう思いません。

令は、個人的には、「励」を思い浮かべます。

和は、そのまま、英単語を使えば、リラックスの和み。

励は、ストレッチの励み。

ぼく個人の「令和の意義」は、ストレッチとリラックスの時代と訳したいものです。

今日は、図書館に出かけました。

ちょうど、坐った席の真ん前に「万葉集」がらみの書籍があったので、手に取りました。

今回の「令和」は、万葉集から引用されたとのこと。

それも、梅の花を愛でる宴を大宰府の大伴旅人の館で行ったとのこと。

その大伴旅人、任地の大宰府での勤めを終えて、奈良の都に帰任の途中、鞆の浦に立ち寄って詠んだ歌も万葉集に残っていました。

当時、奈良時代・・・あの界隈は、どうだったのかな?

桃の島は、あったのかな?

万葉集・・・しっかり詠んでみたくなりました。

今年、出来るものならば、平成最後の桜咲く時期、奈良県の一目千本桜の吉野山へ参拝したくなりました。

無理ならば、来年の令和最初の春かなぁ。

来年は、福島県の三春町にある三春滝桜にも参拝したいなぁ。

三春の語源は、梅、桃、桜・・・三つの花が咲いてこそ、ほんとうの春が来るということだそうです。

 

ストレッチは、励む。

リラックスは、和む。

・・・令和の時代へ。


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