ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

神在月の国。

2016年10月10日 | 百伝。
神無月・・金木犀の香りから、銀杏の匂いが近づくこの頃。



秋の色が濃くなりつつあります。

昨日は、郊外にある「一億本の秋桜」と銘打ったコスモス広苑まで。



・・涼やかです。



今朝、目覚めて・・ぼんやりと、CNNのチャンネルを回すとアメリカ大統領候補のクリントンさんとトランプさんが、互いに罵り合っていました。

トランプさん「私が大統領になれば、私的アドレスでのEメール使用問題のかどで、クリントンさんを投獄する」と激昂。

最後に「お互いの優れた特長」を質問された時の両者の答えがヨカッタです。

褒め合うことが無いと・・互いに殺意を抱くディベート中傷合戦ばかりの不快感が残ったかもしれません。



子供の頃、小学校の授業で先生が、「アメリカ人の生活は、週末には車で一週間分の買い物をして、それを大きな冷蔵庫に入れて置くんだ」と教えてくれました。

中学生になると、「アメリカ人は、例えば交通事故で自分に非があっても絶対に自分から謝らない。すぐに、すみませんと謝る日本人とは違う」と教えてくれました。

当時は、その意味が分かりませんでしたが、今となれば、日本人も限りなくアメリカ人に近づいているようです。

はて・・日本では、稲田防衛大臣を泣かせた辻本さんの口撃。

以前にも言った通り、稲田さんは国政から下りて、福井県政で頑張って欲しいものです。

金額記載無しの領収証問題・・国民の模範となるべき政治家は、特権階級なのか?

神でも仏でも驚くほど・・政治家が、都合よく規則を勝手に解釈する。

・・これは罰当たりでは無いのかな?

我々国民も、買い物をした際には、白紙の領収証を頂きたいものです。

はて・・今、神々が集う出雲の国は、神在月。

今日は、出雲で大学駅伝対校が行われたようです。



母校の校友会役員をしている関係で、毎年、応援に駆けつける兄から、その駅伝光景が送られてきました。





出雲の阿國・・行ってみたいなぁ。

夕方・・先日オープンした「スタバ・カフェならぬイワバ・カフェ」まで出かけて参りました。



大勢のお客さんが居て、大賑わい・・店内に入るのは諦めました。



店内のお客さん・・ほとんどがポケモンGOに熱中していました!

場所は、東尋坊。

営業時間は、午前10時~日の入りまで。

自殺の名所・東尋坊が、ポケモンGOマニアで占領されているような感がありました。





おかげさまで、自殺者が嘘のように減ったとのこと。

ここでは、神様、仏様、ポケモン様かもしれません。





闇を消して、希望を照らせよ。

神在月が冴えています。・・見えますか?

パレード。

2016年10月07日 | 百伝。
・・夜9時。

今日のトップニュース・・「東京でのリオ・オリンピック、パラリンピックのメダリストのパレード」でした。

そのメダリストたちのパレードを一目観ようと、およそ約80万人の観衆が沿道で出迎えたとのこと。

・・凄いね。

同様に、約80万人ほどの引きこもり人口が、日本の15歳~51歳に存在するとか!

・・夜10時。

NHKドラマ「運命に、似た恋」のヒロイン・原田知世さん・・尾道三部作の映画「時をかえる少女」でヒロインデビュー。

いい女優さんに成長したと感心しながら観ています。

ロンドン市内のブーツ(蚤の市)で、原田姉妹がプライベートで散策していたのを懐かしく思い出しています。

・・その後。

「72時間ドキュメント」

先週は、福井の「無人の氷り屋」が舞台でしたが、今夜は「東京の錦糸町公園」が舞台でした。

ポケモンGOに興じる大勢の人、人、人生模様・・。

その中で、特に気になった登場人物が、22歳のフリーターの若者でした。

自転車で漕いで、千葉から錦糸町公園まで、14時間続けてポケモンgoに集中していたとのこと。

この若者世代は、子供の頃にポケモンと一緒に育ったのでしょう。

ポケモンに関しては、プライドがあるようです。

8月に、百島へ帰省して「地域格差甚だしいゲーム」だと実感してガッカリ。

あれ以来、まったくポケモンGOに関わっていません。

デモ行進したいぐらい、様々な「社会の格差問題」が存在します。

最近、思うこと。

いい高校、いい大学、いい会社の人生コースから、最近は、「好きなことをやらせる人生コース」が増えたのでは?

野球、サッカー、ゴルフ等のスポーツ・コース。

ピアノ、バレエ、漫画等のアート・コース。

子供の頃から、猛訓練、猛レッスンに勤しみ、親も子も一生懸命。

ひたすら、上手くなること、勝つこと・・「夢を追いかけること」「好きなことをやること」。

その主人公が、親自身であり、国家そのものだったら・・その子供も国民もツライかな。

でも、デモ・・様々な人生パレードがあるものです。

台風18号

2016年10月06日 | 空木宝剣
暗雲を 追い蹴散らして 野分きかな

昨日の事は誰にも分かるが、明日の事は誰にも分からない。
先のことが予知出来れば、あらゆる災難からの回避が可能となる。
その場所にいなければ、災難に遭遇する事はない。
禍を転じて福と為す技術を修練した人間も、やっと一昨日の明日くらいは、分かるようになったげな。

風景

2016年10月02日 | 空木宝剣
秋風や 折り鶴泳ぐ 景色かな

原爆ドームの近く、広島市民球場跡地の対面に地上50mの折り鶴タワーが、旧東京海上広島支店をリビルドして現れる。
原爆が公園に落とされたと思っている人がいるという。
平和公園は、元中島町。
吹きさらしの展望台から見る景色は、風化されて様々な地図を描くが、それを地獄絵にしたのも、極楽画にするのも人間の所業かな。


展望台からの原爆ドーム。


地上50メートルの板張りの丘。


原爆投下目標にされた相生橋。


広島市民球場跡地( 戦前は護国神社)。




折り鶴タワー展望ビル。


君の名は、誰?

2016年10月02日 | 百伝。
昨日から神無月。

昨晩は、話題作「君の名は。」を観て参りました。



予想以上に驚いた・・率直な感想です。

始まり部分は、尾道を舞台にした映画「転校生」「時をかける少女」を思い起こしました。

そこから、中間部分の「シックス・センス」のラストシーンを思い起こすような衝撃部分から、涙腺を止めることもできないまま最後までスクリーンを凝視していました。

さらに、「バックトゥザフューチャー」「めぐり逢えたなら」「ゴースト・ニューヨークの幻」をミックスしたような目まぐるしいぐらいに集中せざるを得ない感覚。



同様に、東京だけが舞台ならば、この映画「君の名は。」は、大ヒットしていないと思います。

「飛騨地方」という田舎での生活、過去の出来事が、大きなインパクトになっています。

ここでは、これ以上、映画のストーリーには触れませんが、お薦めの映画です。

ところで、映画を観たあとは、ほぼ必ず立ち寄っていたのが、Mr.ドーナツのお店。

そのお気に入りに店が、一昨日(9月30日)に閉店・・残念でした。

携帯電話が普及していない頃から、よく利用させて頂いたものです。



ここで、読書をしたり、新聞を読んだりと思い出がいっぱいです。



昭和48年オープン・・実に43年間営業されていたことになります。





Mr.ドーナツが、日本に初上陸したのは、昭和46年、大阪の箕面市でのオープンだとのこと。

僕が、初めてMr.ドーナツに出会ったのは、昭和52年か53年頃に下宿していた荻窪の街でした。

映画館の近くに必ずオープン、そして、出会える君の名は、「Mr.ドーナツ」でした。

その後、約40年間・・ぼくの映画鑑賞後の余韻をコーヒーとともに味わったドーナツ現象の時空間。

・・感謝。



さて、今朝の散歩中・・大勢のランナーが、マラソン大会のスタンバイ状態でした。



和気藹々と集う大勢の仲間、サークル仲間と一緒に走るのは、きっと楽しいのでしょう。



ただ、個人的には、スタート場所から少し離れて、独り独り、ぽつりとスタート準備するランナーに興味を惹かれます。



順位も記録タイムを追い求める雰囲気もなく、違う何かを追い求めて走るのでしょう。

「君のゼッケン番号は、何?」

・・はて。

「君の名は。」を観た多くの若者たちが、映画シーンに登場したロケ地に向かうようです。

飛騨・・東京・・聖地巡礼。

実は、人間というものは、神や、あるいは宇宙を知っているのかもしれません。

人間は、自分の姿を見ることができません。

だから、他人の姿を通して、自分の想いや憧れを重ねるのでしょう。

知らないのは、自分自身の道標、理想のことかもしれません。



「君の名は、誰?」