
気象庁の概況では曇りとなるのでしょう、晴れてはいるのですが薄い雲が空を覆っていました。
ただし、雨が降るような気配はありませんでした。
新潟市中央区のやすらぎ堤を通ったら、女性3人組が東屋の椅子に座って、何かしていました。
何かなと思ったら、クローバーの花で、一所懸命花輪を編んでいる最中です。
そういえば、子供の頃そんなことをしたことがあったなーと、懐かしくなりました。
よくよく注意して周りを見ると、土手の上にはクローバーの花が咲き誇っています。
少しバタ臭いんですけど、良い匂いが鼻を刺激してくれます。
ご存知でしょうけど、クローバーの別名は「シロツメクサ」ですよね。
受け売りですが、この別名のいわれは江戸時代にオランダからやって来たガラス製品に詰め物として使われたことに由来します。
本来は帰化植物ですけど、今はすっかり帰化してしまって、私は昔から日本にいるのよと言われても不思議ではない程野生化していますよね。
詰め物で思い出したのですが、逆に日本からの詰め物がオランダに行って有名になった物があります。
それはご存知「浮世絵」ですよね、輸出する陶磁器を守るために詰物としてヨーロッパへ渡ったんですが、一躍芸術品扱いされたわけです。
日本では芸術品扱いされなかったヤツが、ヨーロッパで芸術品扱いされて、逆に日本での評価を高くした不思議な話ですね。
たがが詰め物ですが、歴史の主役に踊りでるんですから、凄いですね。
