マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

逆参拝

2012年05月29日 | 五頭方面







先週末訪れた荒川剣龍峡の森には、小さな社が鎮座していました。
社は山神社というそうです。
本来、社を参拝する場合は、鳥居から参道を通るのが正式な道順です。
この日は、結果的に逆順で参拝をすることになりました。
理由は、駐車場です。
山神社は、道路を挟んで対岸に鎮座しているのですが、社の近くに直接橋がかかっていて、参道を通らなくてもお参りができるようになっています。
しかも、その橋のたもとに、駐車場が作られているので、これじゃ正式な参道から参拝する人は少ないだろうと想像されます。

最初に山神社へお参りをして、参道を逆の道順で歩いてみました。
鬱蒼とした森と云いたいのですが、参道の左側は植林された杉の森、右側は荒川の谷筋です。
杉の木が相当育っていましたので、怖がりやの私は、一人では歩きたくない環境ではありました。

途中、石碑がありました。
石碑には「恩師見藤先生送別記念林」と銘が刻んであります。
銘の両側には、「荒川小学校同窓会」、「大正二年四月植」と刻まれていました。
想像するに、私が通ったら杉林は、大正二年四月に、見藤先生の送別時に記念植樹をした林のようでした。
しかし、送別の記念として、わざわざ石碑を建てて、植林をしたのですから、よほど慕われた先生だったのでしょうね。

最後に、再び荒川川にかかる橋を渡ると、例のいたずら書きの見える石に到着します。
歩いても、15分程度ですから、丁度良い散歩道と感じました。

ちなみに、山神社には奥の院があるようです。
そこは、写真の社から山を15分程登ったところに鎮座していると看板に書かれていました。
登り口まで行ったのですが、結構な上りだったので、足元に自信がないので、引き返しました。










































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする