一日大荒れの天候でした。
激しい季節風、いや暴風と言った方が良いかもしれません、そんな風が一日吹き荒びました。
ただ救いは、意外と雪が降らなかったことです、地面を適度に白くした程度でした。
当然気温も下がって、寒い一日でした。
こんな時は、家にこもるに限ります。
だけど、午後から買い物へ行ったついでに、福島潟を訪れて見ました。
ちょうどすごい風雪状態で、帰ろうとは思ったんですが、取り敢えず潟来亭まで行って、証拠写真だけ撮影することにしたんです。
でも、結局は暴風雪の中を、鳥類観察ステーションの雁ばれ舎まで行ってしまって、結局フルコースでした。
悪天候ではあったのですが、じっくりと撮影したいようなシーンに多々遭遇しました。
厳しい天候ほど普段見ることのできない風景となりますから、当たり前ではあります。
だけど、三脚を立てれば、多分あっという間に倒されてしまったでしょうね。
なにせ、足を踏ん張って撮影しても、自分自身の体を支えきれないほどでしたから。
そんな雰囲気が感じられるのがアップした写真です。
福島潟の周辺は、強風を遮るものがないので、こんな日は地吹雪状態となります。
雪が強風に煽られて、遠景をかすませています。
多分、気温はマイナスだったと思いますが、風があったので体感温度は温度計が示す気温以上に寒かったです。
冬山で悪天候に遭遇して遭難したニュースを聞きます。
今日、強風の中を歩いていたら、途中で急に体の動きが鈍って行くのがわかりました。
多分、遭難する時は、こんな状態に近いのではと想像しました。
今日、福島潟を歩いていたのは私一人です。
人里であっても、こんな悪天候の中で雪の中にぶっ倒れてしまったら、多分雪山と同じような遭難状態になると思います。
街中であっても、悪天候の中を一人で行動するのは危険だなと思い知りました。