
I remembered.
「思い出した」
今朝、身支度をしながらラジオを聴いていました。
アナウンサーが喋ったことをきっかけに、昔のことを思い出しました。
アナウンサーが喋っていたのは、番組への投稿内容でした。
それは、毛糸のリサクルについてだったのですが、私にとってはとっても懐かしい内容でした。
今はまだ手編みのセーターなんてあるのでしょうか、昔は母親が毛糸を仕入れてきて、私のために編んでくれました。
母親は、私が大きくなってセーターが身丈に合わなくなると、毛糸をリサイクルして新たなセーターを編んでくれました。
毛糸のリサイクルですが、まずはセーターを解いて元の毛糸に戻します。
当然毛糸は撚れてクセがついています、クセを直すために面白い作業をするんです。
ヤカンでお湯を沸かして、注ぎ口にある器具(名前は知りません)を取り付けて、そこへ毛糸を通します。
毛糸は器具を通る時に、湯気に当たって癖がとれて(完全ではありませんが)、ほぼ元の毛糸へ戻ります。
この毛糸をリサイクルして、セーターを編み直しわけです。
ラジオでは、その毛糸のクセ取りのための作業について投稿された内容を放送していたのでした。
それを聴いて、はるか昔のことを思い出して、本当に懐かしくなりました。
あと母親が仕入れてきた毛糸を丸めるために、私の腕にあやとりのように毛糸を巻つけて、母親がそれを丸めとったことも懐かしい思い出です。
このところの寒さでセーターが恋しくなりましたが、今はフリースを羽織った方が簡単な時代になってしまいました。
写真は、先日阿賀野市菱ヶ岳登山道で撮影した写真を、スマホのペーパーアートで加工したものです。
本物の写真よりも、写真をリサイクルして加工したほうが見栄えが良くなりました、いささか複雑な心境ですが。
