朝の07:23過ぎ、携帯電話とスマホからけたたましい警報音が聞こえて来ました。
内容は新潟市からのもので、「2019年10月13日 午前7時20分発表警戒レベル4「避難勧告」を発令対象は新潟市北区の一部。阿賀野川の氾濫危険が高いため、速やかに全員避難を開始してください。詳細はテレビ・ラジオ・市HPで確認ください。」でした。
いやー、慌てました、対象地域へは私の住んでいる地区が入っていたためです。
全員退避と言われても、逃げる先は近くの避難所しかありません、洪水の場合は避難所がこの辺で一番高い建物だからです。
しかし、結果として自宅待機を選択しました。
理由は、避難所が至近距離(徒歩で直ぐに移動可能)にあるので、避難環境としてはほぼ同じだったこと、台風一過で空模様が安定していたことです。
ただし、いつでも避難所へ移動できるように、手回り品を揃えて準備はしました。
また、テレビ(ラジオ)はつけっぱなしにして、最新の情報を入手できるようにもしました。
その後、スマホと携帯電話へ警報メールが何度も送信されてきて、場所により阿賀野川が氾濫した情報もあり大変心配しました。
昔、新潟・福島豪雨(2011年7月26日)の時、自宅前の道路が冠水して、危うく床下浸水一歩手前でした、その時以来の恐怖でした。
今回、阿賀野川が氾濫した地域は、2011年に氾濫した地域と、結構重なっていました。
結局、15:00には解除メールが来て、避難所も15:19には閉鎖されました。
近所の避難所の様子を適宜見ていたのですが、避難勧告発令とともに避難者がやってきて、お昼すぎから徐々に人が帰り始めて、多分閉鎖時には避難者はほぼゼロだったのではないかと思います。
避難所へ駐車していた車の数をみると、避難対象者が1.5万人ですから、相当少なかったようです。
結局は、私のように自宅待機を決め込んだ人が多かったのかなと思われます。
必ずしも、「避難所=絶対安全」とは言えませんので、各人が安全と思われる対応を取ることはやむを得ないと考えます。
今回、朝も激しい雨が続いていたら、即避難所へ避難していたとは思います。
青空の写真は、今日の午後撮影した、台風一過の空模様と台風の風が及ぼした影響を撮影したものです。
台風19号は、昨日から今日にかけて新潟県へ一番接近して、強い風と雨をもたらしました。
ただし、新潟は冬になると台風並みの季節風が吹きますが、今回の風はその範疇だったように感じました。
キャプチャー画面は、新潟市と国土交通省のものが混じっていますが、各機関から送信されてきたのが原因です。
最後に、今回の台風で被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
千曲川の破堤が特に酷いようですが、この前別所温泉へ宿泊する際に通過した場所なので、心が痛みます。