マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

汚い!!!

2023年11月29日 | 散歩写真




先日復活させたレコードプレイヤー(SONY PS-3750)ですが、今、一つの問題を抱えています。
問題は、写真に写っているフォノカートリッジ部分です、ご存知のとおりこれはレコード盤から音を変換する肝と言って良い部分です。
レコード盤の溝から音を吸い上げるのは、次の写真に写っているとおり、カートリッジの先についているダイヤモンド針です。
このレコード針には寿命があって、通常はレコードを200時間前後再生すると交換が必要と言われています。

写真のフォノカートリッジは、元々PS-3750を購入した際に付いてきたやつです。
型番はXL-15ですが、Webで検索したらSONYのレコードプレイヤーへ良く付属していたやつだそうです。
当時、フォノカートリッジだけ購入すると11,000円だったようです。
ダイヤ針は消耗品なので交換ができますが、ND-15がその型番です、写真のとおり本体へ記載されていますね。
このダイヤ針ですが、多分200時間は使っていないと思います、せいぜい100時間ゆくかゆかないかでしょう。
ただし、ダイヤ針のユニット部分にはゴムダンパーと言われる部品がついているようで、こちらはゴム製品なので精々10年持てばラッキーらしいです。
ここが駄目になると、音質的には高音と低音のバランスが変になる、余計な音がつき尾を引くだそうです。
実は、レコードを聞いていると、今まさにこの症状が現れている感じです。

当然、もうSONYは交換用のダイヤ針を販売していません。
ただ、ありがたいことに互換性のある針を日本精機宝石工業(株)という会社が販売しているのを確認しました、型番はND-15Gで、ほぼそのままですね。(笑)
同社のWebサイトへ記載されている販売価格は13,090円(税込み)でした。
PS-3750が販売されていた当時は5,500円だったようなので、結構値上がりしています。
まあ、物価の上昇率を考えれば、この価格は妥当なのだろうと思います。
ただ、入門用のフォノカートリッジが同じような値段で販売されています、XL-15も入門用みたいなものですから、カートリッジ毎交換という手もあります。

一番下の写真は、ダイヤ針部分だけマクロレンズで撮影したのを更に切り出して掲載しました。
汚いですよね、これでも先日購入したレコード針クリーナーを使ったのですが、もう汚れがこびりついていて、除去できませんでした。
これじゃ、音が変になっても不思議ではありません。

で、現在のフォノカートリッジの針を交換するか、新しいのを買うか迷っている状況です。











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