咲いた後
2013年06月20日 | 花
野に咲く花を追いかけている時、咲いている姿は見ていますが、その後の姿というのは、意外と見ていないと感じます。
一番上の写真に写っている葉っぱ、結構大きな葉っぱです。
高さは1メートルほどあります。
この葉っぱは、何の葉っぱかと言うと、水芭蕉の葉っぱです。
水芭蕉というと、春先に存在感のある花を咲かせます。
野に咲く花を人気投票したら、間違いなく優勝を争う花でしょうね。
日本人は、水芭蕉と言うと、多分「尾瀬」が連想されます。
まあ、あれだけの群生地があって、歌詞にも歌われていますから、連想されるのは当たり前です。
私も、尾瀬の群生地を訪れたことがありますが、それは見事な水芭蕉の里でした。
でも、水芭蕉は意外と身近で見ることができます。
谷あいなどの湿った環境があれば、平野部でも群生地があります。
新潟県では、胎内市の群生地が有名です。
下の写真の様に、ぎっしりと水芭蕉の葉っぱが水辺を埋めて尽くしていました。
多分、春先は見事な群生地だと思います。
来年の春、この群生地を見てみたいと思っています。