マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

咲いた後

2013年06月20日 | 








野に咲く花を追いかけている時、咲いている姿は見ていますが、その後の姿というのは、意外と見ていないと感じます。

一番上の写真に写っている葉っぱ、結構大きな葉っぱです。
高さは1メートルほどあります。
この葉っぱは、何の葉っぱかと言うと、水芭蕉の葉っぱです。

水芭蕉というと、春先に存在感のある花を咲かせます。
野に咲く花を人気投票したら、間違いなく優勝を争う花でしょうね。

日本人は、水芭蕉と言うと、多分「尾瀬」が連想されます。
まあ、あれだけの群生地があって、歌詞にも歌われていますから、連想されるのは当たり前です。
私も、尾瀬の群生地を訪れたことがありますが、それは見事な水芭蕉の里でした。
でも、水芭蕉は意外と身近で見ることができます。
谷あいなどの湿った環境があれば、平野部でも群生地があります。
新潟県では、胎内市の群生地が有名です。

下の写真の様に、ぎっしりと水芭蕉の葉っぱが水辺を埋めて尽くしていました。
多分、春先は見事な群生地だと思います。
来年の春、この群生地を見てみたいと思っています。












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甘い

2013年06月19日 | カメラ





「甘い」食べ物は大好きです。
実は、カメラ用のレンズも甘い場合があります。
レンズが甘いと言う表現は、通常は描写がキリッとしていない状態をさすようです。
特に、レンズの絞りを開放状態で撮影した場合に、甘いという表現を受けたレンズは、駄目レンズの烙印を押されたことになります。

フィルム時代に販売されていた大口径ズームを1本持っています。
しかも、カメラメーカの純正レンズでない上に、中古で購入しました。

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラに装着して撮影した場合、そんなに不満はありませんでした。
しかし、フルサイズのイメージセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラに装着して撮影した場合は、レンズのアラがハッキリとわかってしまいます。

上の写真は絞りを開放で、下の写真は絞りをF8.0で撮影しています。
絞り開放の写真を拡大してみると、フォーカスが合焦している部分であるにも関わらず、何となくぼやけて見えます。
いわゆる、甘い画像です。
さすがにF8.0に絞れば、フォーカスが合焦している部分はキリッとして見えます。

アラが見えると、アラが見えないレンズが欲しくなります。
だけど、カメラメーカ純正の大口径ズームレンズは、いわゆるフラグシップレンズですから、恐ろしい価格です。
まあ、アラ探しばかりしていて、実はまともな写真を撮影していないのですが。












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しりとり?

2013年06月18日 | 






写真は、この前の日曜日に訪れた池周辺で撮影しました。

紫色の花が道いっぱいに咲いていいたので、クローズアップで撮影してみました。
花の名前は、ウツボグサです。
花の図鑑からの受け売りですが、花序の形が弓矢を入れる靭(うつぼ)に似ているから名付けられたというのが定説だそうです。
靭の語源は、魚のうつぼから来ているとも聞きました。
なんだか、言葉のしりとりをしているように感じます。

ウツボグサをクローズアップしていたら、クマバチが蜜を求めてやって来ました。
ちょうどフォーカスを合わせた花でホバリングしたので、シャッターを切りました。
レンズは開放なので、速いシャッタースピードだったのですが、クマバチを静止して撮影できませんでした。
花とクマバチがハッキリと見えるためには、絞りを絞って速いシャッタースピードを切って撮影する必要があります。
そんな早業で設定を切り替えることは、とてもできませんでした。
ぶれていても、虫が一匹入っただけで、写真の感じが全然違います。

新潟市は朝から雨模様でした。
これで、気象台から梅雨入りしたらしいと宣言が出されました。
いよいよ、ジメジメした季節が始まります。
気分が重たいです。













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別世界

2013年06月17日 | 五頭方面











先週末の土曜日、新しい撮影地を求めて、五頭山方面を彷徨しました。
五頭方面の丘陵には、あちこちに溜池が点在しています。

土曜日に迷いこむように入った山あいの地で、写真の池を見つけました。
結構大きな池で、湖と言ってもよいでしょう。
池の周りには、植樹ではなく、自然の森が広がっていて、素晴らしい環境でした。

上の2枚は、土曜日に撮影しました。
ちょうど、雨がひどくなった時間帯でしたので、傘をさしながらの撮影でした。
湿気が立ち込めて、梅雨時期の気だるさを感じさせるような風景でした。

下の2枚は、翌日の日曜日に撮影したものです。
つまり、連チャンで訪れたわけです。
この日は天候が回復して、池へ写り込んだ緑が本当に綺麗でした。

ほんの少し、人里から山あいに入っただけで、こんな世界が広がっているとは信じられません。
別世界でした。
















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こんなところまで

2013年06月16日 | 









今、あちこちの草むらでは、ドクダミの花が盛りです。
上の写真は、今日撮影に行った山の中で撮影しました。
ドクダミは、人里の湿った場所で咲いているイメージがあります。
だけど、山の中でも目を凝らすと、結構群生地を見るけることができます。

うろ覚えなのですが、ドクダミは有史以前に日本に渡来したと読んだことがあります。
渡来した以上は、人の手で移動してきたのでしょうが、今や山の中にまで版図を広げているのには、ビックリします。
人里よりも、山の中の群生地の方が、見応えがあるように感じます。

今日の空模様は、午前中は曇っていましたが、昼前ころから日差しが戻って、午後は強い日差しが戻りました。








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小さな湿原

2013年06月15日 | 五頭方面










いよいよ梅雨入りかも知れません。
今日は、朝からぐずついた空模様で、午後からは本格的な雨になりました。
気温はそんなに高くはないのですが、湿気が多くて蒸し蒸し状態でした。

雨の日は大人しくしているのに限るのですが、新しい撮影地を開拓するために、偵察に出かけました。
偵察程度と軽く考えたのですが、草むら状態のところを歩かざるを得なかったので、膝から下がびしょ濡れ状態になってしまいました。

二つの場所を偵察したのですが、最初に訪れたのは、「新発田市中峰自然環境保全地域」という場所です。
ここは湿原ですが、本当に小さな湿原です。
丘陵地斜面に湿原が広がっているんですが、湿原の木道を一周するのに5分とかからない猫の額ほどの小さな湿原です。
しかもこの湿原は、ゴルフ場のど真ん中にあります。
と言うよりは、ゴルフ場を作る時に、この場所を保護するためにゴルフ場から隔離したのではと想像しています。
そのためこの湿原に行くには、ゴルフコースの下に作られたトンネルを通らなければなりません。
トンネルには蛍光灯が設備されていましたが、途中にコウモリさんが棲みついていて、トンネルを通過する時飛び交っていたので、いささか気味悪く感じました。

湿原は、ちょうどラン類の花(名前不明)と、キンコウカ(黄色い花)が咲いていました。
傘をさして、カメラを2台持って、足元の木道は腐っていて、撮影には最悪の条件でした。
何とか証拠写真だけは撮影出来ましたが、かなりの写真が手ブレ状態で、カメラマン失格です。









































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無理

2013年06月14日 | 散歩写真








「良い光ですね」と声をかけられました。
私が三脚を立てて、被写体に向き合っていた時のことです。

声をかけられた場所は、新潟市秋葉区金津地区です。
「白玉の滝」と命名された滝が目の前にそびえていました。

先日、新潟県立植物園の帰りに「白玉の滝」と言う看板が目に入ったので、寄ってみました。
集落を過ぎて、狭い田圃道を過ぎると駐車場があって、そこから歩いて直ぐの所に白玉の滝はありました。

私に声を掛けた人の言うとおり、中々良い光線状態でした。
木々を通り過ぎた光が木漏れ日となって白玉の滝を照らしていて、良い雰囲気でした。
ただし、これだけ明暗差がある場合の撮影は、難しいというよりも、無理に近いじゃないかと感じました。
撮影してみると、案の定木漏れ日が強すぎて、明るい部分が飛び気味になってしまいました。
もう少し柔らかい木漏れ日だと良かったのですが、これまた自然相手ですから、ぼやいても仕方ありません。

写真の滝は「雌滝」だそうで、雌滝の左側を登ってゆくと、雄滝があるそうです。
雄滝へ至るには、狭くて急な階段を上がる必要がありました。
とても三脚を担いで上る気力がわきませんでしたので、雄滝はパスしました。
したがって、取り敢えずの証拠写真となっちゃいました。



















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SPF50+

2013年06月13日 | 戯言






いやー、今日は本当に暑い日でした。
最高気温は軽く30度を超えて、強い日差しが降り注ぎました。
昼間前に、ほんの30分ほど外で作業をしたのですが、それだけで腕がヒリヒリしています。

SPF50+というのは、日焼けの防止効果を示す数値だそうです。
この時期、外で撮影などしていると、直ぐに日焼けしてしまって、こんがり焼き上がってしまいます。
年を取ると、皮膚が弱くなるようで、日焼けは避けたいところです。
で、日焼け止めクリームを購入しました。
購入の際、日焼け防止効果を表す数値が最高のやつを購入してみました。
SFPの数値が50以上の場合は「+」を表示して、数値は表示しない約束のようです。
週末にでも試そうかと思ったのですが、予報は雨模様です。
まあ、そのうちに試すことにします。

上の写真はヒルガオですが、通勤路途中の草むらで開花が始まりました。
後、あちこちで下の写真のシランが咲いているのを見るようになりました。








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ギラギラ

2013年06月12日 | 







暑いです、今日は最高気温が30度を超えて、本当に暑さを感じました。
太陽はギラギラ状態です。

写真は、先日訪れた新潟県立植物園前の池で撮影しました。
ヒツジグサが開花しているのを見つけて、外での撮影に切り替えて撮影したものです。
この日も、太陽がギラギラ状態で、撮影した花もギラギラ太陽を浴びて、いささかどぎつい感じがします。
本当は、早朝の柔らかい光で撮影すれば、ヒツジグサの簡素な美しさが引き立つのではと思います。

池で咲いているヒツジグサの大群落は、高いところから俯瞰する眺めになっています。
本当は、池の際が水面より少し高い状態で撮影したかったんですが、NGでした。
少し離れた場所に、小さな群落があって、そこは何とか池の際で撮影ができました。
ただ、花の選択肢はほとんどないので、今度は被写体を探すのが辛く感じました。
まあ、自然相手の場合は、こちらの思うとおりにはなりません、やむを得ません。


























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未の刻

2013年06月11日 | 







「未の刻」と言うと、現在の時間に直すと、午後2時ころにあたります。

先日、新潟県立植物園へ行ったのですが、目的は植物園の中で花を撮影してみようと思ったからです。
でも、入り口の池を見たら、こりゃ撮影しなくちゃという気分になって、予定を変更して外での撮影に切り替えました。
結局、昼過ぎまで池の周辺に居座ってしまいました。

何を撮影したかというと「ヒツジグサ」です。
ヒツジグサは、未の刻(午後2時)頃開花することから名付けられたそうです。
でも、実際には私が訪れた午前10時前から満開状態でした。

福島潟では、ヒツジグサを見た憶えがありませんし、あまりにも綺麗に咲いていたので、夢中になって撮影してしまいました。
当然、同業者のカメラマンも多く訪れていました。
午後2時頃、外が一番暑い時間帯に、人数が増えたのには笑っちゃいました。
結構、未の刻に咲くことを信じているみたいですね。

今日は、強烈な暑さでした、多分真夏日になったと思います。














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