OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

春の和みの歌謡ボサノバ

2016-04-01 17:14:46 | 歌謡曲

美しい誤解 / トワ・エ・モア (東芝)

今日は午後から出張のはずが、各種交通機関の乱れがあって日延べとなり、ちょっとはゆっくり出来ると思いきや、かえって別件を仕込まれて四苦八苦しています。

そこで、こんな時こそは歌謡ボサノバで和みたぁ~~いっ!

という願いを叶えてくれたのが、トワ・エ・モアが昭和44(1969)年に出した掲載シングル盤のA面曲「美しい誤解」であります。

ちなみに、これはサイケおやじの私用PCに入れていた音源の中から、ジャンル分け検索でマシンが選んでくれた中の初っ端で鳴りだした曲だったんですが、かなりせつない安井かずみの綴った歌詞に附された村井邦彦のクールなメロディは、小谷充のツボを外さないシンプルな美徳を強く感じさせるアレンジによって、さらにボサノバの魅力のひとつであるアンニュイな心地良さに直結しているのですから、たまりません♪♪~♪

山室英美子と芥川澄夫のボーカルも必要以上に切迫感を出さず、むしろ悲しい歌詞の世界を客観的に節まわす事によって、さらにリスナーの感情移入を誘うというような相反則不軌的手法が用いられているように思います。

そう……、求め合う愛は決して結ばれず、それでいて交わる軌跡とすれちがいも、立派な愛であるという事なのかなぁ~~、なぁ~んていう青春真っ只中の気分にサイケおやじは誘われてしまいましたよ、恥ずかしながら。

それもこれも春の日の所為、現実逃避願望の現れてと、笑って許していただきとうございます。

ということで、サイケおやじにとっての新年度は、いきなりの前途多難が予感される幕開きになりましたが、だからこそ和みや享楽を求める気持ちは果てることがないのだっ!?

またまたそんな言い訳を弄しつつ、終わりなき日常を過ごしているのでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする