■納沙布岬 / 北原ミレイ (SMS)
ど~にも心が寒いので、こんな歌を聴いています。
ということで、掲載したのは北原ミレイが昭和56(1981)年に出したシングル盤で、まずは上村一夫のジャケ写イラストにもグッと惹きつけられますねぇ~♪
そしてもちろん、サイケおやじを慰めてくれるのは作詞作曲:山崎ハコ&編曲:馬飼野俊一が提供のA面曲「納沙布岬」でして、これがモロに演歌フォークの決定版!
如何にも1980年代という、ちょっぴり都会的なアレンジとネクラな歌の世界のバランス感覚がニクイばかりで、それを北原ミレイがお馴染みの情念歌唱で演じてくれるんですから、たまりません。
正直、凹み気味のサイケおやじの気持ちを下から揺さぶってくれるような感じです。
うむ、ハッと気がつけば、11月も最終週になっていて、今年も残りは……。
そんな繰返しで毎年を過ごしつつ、己の惰性を嘆いてしまうのは、それも甘っちょろい感傷と思うばかりです。
最後になりましたが、上村一夫のイラストを用いたジャケ写のレコードって、どのくらい作られたのでしょう。
案外と多く見かけてきましたが、本気で集めてみたい欲望(?)の微熱が出始めているのでした。