■くちびるスウィング / 小林明子 (ファンハウス / 東芝)
先日、いしだあゆみのジャズ歌謡「家路」を取り上げた所為でしょうか、サイケおやじの耳にはスイングする歌謡曲が様々に蘇って来まして、例えば小林明子が昭和62(1987)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「くちびるスウィング」は、ちょいとしたヘビロテ盤になってしまいました (^^♪
いゃ~~、なんたって、これは某化粧品会社の春のキャンペーンソングということで、湯川れい子の綴った歌詞はともかくも、小林明子の附したメロディのライトタッチなスイング感は全くサイケおやじの好みがド真ん中♪♪~♪
しかもラルフ・シュケットが施したアレンジの奥深い華やかさと申しましょうか、心地好く耳に入って来る歌と演奏はCMソングの王道を満たしているんじゃ~ないでしょうか。
ちなみにラルフ・シュケットって、あのトッド・ラングレンが率いるユートピアの初期メンバーとしてキーボードを担当していた才人と同一人物なんでしょうかねぇ~~!?
なんだか出来過ぎた感じではありますが、和製カレン・カーペンターとも称された小林明子のボーカルスタイルを見事に活かした素敵な仕事と思うばかりです。
ちなみに小林明子と言えば、やっぱり今ではデビュー曲にしてウルトラメガヒットとなった「恋に落ちて」ばっかりが取り上げられますが、優れたソングライターとして、また前述としたとおり、カーペンターズのカレンを想起させられてしまう声質と節回しの魅力は、もっともっと彼女の他のレコードに針を落とす機会を増やしてくれるものでしょう。
確か彼女はイギリス人との結婚から渡英してしまったと記憶しておりますが、残された楽曲は、きっちりとCD化されていますので、気になる皆様は、ぜひともっ!
最後になりましたが、告白すれば、サイケおやじが掲載盤を中古ながらゲットした大きな理由は、やはりジャケ写の魅力♪♪~♪
この美味しそうなヒップから太腿のラインの素晴らしさは、捨て置けるはずもありませんからねぇ~~♪
ふっふっふっ (^^♪