OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

雪の悲喜こもごも

2020-12-22 14:05:44 | ニューミュージック

スノー・キャンドル / 石川セリ (フィリップス)

またしても……、と言うには、あまりにも酷過ぎたのが先日の関越道大雪による夜通しの大渋滞でした。

遭遇された皆様の苦渋を思えば、自然災害とはいえ、これは避けえなかった人災なのか?

そんなふうに考えてしまうんですが、それでも現場で閉じ込められた人達の助け合いとか、懸命に作業に関わった自衛隊員の頑張り等々、希望の光を感じられた事にはホッとさせられました。

そもそも「雪」という自然事象は怖さと共に何かしらの「夢」みたいな時間を齎すロマンチックなアイテム(?)だという側面が確かにあって、だからこそ、それに纏わる歌も星の数ほど残されているのは、その証明でありましょうか。

さて、そこで本日は、そのひとつとして、石川セリが昭和56(1981)年に出した、これがオールディズ風味も好ましく、それでいて当時流行のニューウェイヴっぽいサウンド作りを取り入れた素敵な歌謡ポップスなんですねぇ~~♪

もちろん、タイトルどおり、「雪」をテーマにしたというか、冬のレジャーには欠かせないスキー場を舞台にした恋人同士(?)の胸キュン物語?

しかも、これを書いたのが、石川セリには決定版とも云える「ムーンライト・サーファー」を提供した頭脳警察のパンタこと中村治雄、そしてアレンジが矢野誠なんですから、さもありなん!

あぁ~、そして何よりも大きな魅力なのは、石川セリのハーフ特有の曖昧な口調による日本語の節回しで、その完全なるキュートさが絶対的に好きてなんですねぇ~~♪

心底、井上陽水が羨ましいぃ~~~!

ということで、サイケおやじは仕事の単身赴任で雪国での生活もあり、その時は市街地から離れた山間部の木立に囲まれた一軒家を借りていたもんですから、大雪で一晩中停電し、暖房が使えずに凍えきったり、朝になったら車が雪に埋もれていて、掘り出すのに30分近くの時間を費やさせられたり、夜中にファミレスで食事をしていたら、アイスバーン状態の駐車場に停めていた自分の車の側面に他人の車が追突し、運転していたのは免許取ったばかりの現役JKという話はありがちなんですが、同乗していたのが通っている学校の教師で、しかも酒を飲んでいた!?!

おいっ! こんな夜中に何をしていたっ!

と、思わず問い質す前に、件の教師は泣きっ面で、この事は内密に……、なぁ~んて平身低頭したもんですから、事後は推して知るべしって事になったりしました (~_~;

まあ、あの状況じゃ~、警察に届けられないから、保険は使えず、もちろん修理代は全額相手の負担だったとしいう顛末だけは、そのとおりだったんですけどねぇ~~~。

そんなこんなも含めて、「雪」に関する思い出話は、それなりに様々ありますので、追々書いてみたいと思っておりますが、自然災害だけは、御免を蒙りたいものです。

コメント
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