■サヨナラ・ハーバーライト / 安西マリア (日本ビクター)
今日は参議院選挙の野党候補者の集会に動員されというか、世知辛い義理で参加したのが本音なんですが、やっぱり代議士になろうとする者の世間知らずを痛感させられましたですよ……。
だって、質問コーナーみたいなところで、地域の最低賃金を正確に答えられないどころか、トンチンカンなオトボケ(?)じゃ~、見事にスベッたってやつでしょう。
そんな立候補者が日本の景気動向や賃金格差云々、さらにはイギリスのEU離脱は民主主義の勝利であり、安倍政権はこれで終わりだなんて訴えても、それは戯言!
呆れかえって、情けなくなりましたですよ。
そこで帰りの車の中では常備している安西マリアの音源で憂さ晴らしということで、そんなこんなの気持ちに一番ジャストミートしてくれたのが、掲載シングル盤A面曲として昭和51(1976)年にスマッシュヒットした「サヨナラ・ハーバーライト」です。
いゃ~~、なんたってスカッと始まるオーケストラのホーンセクション、そこに厚みを加えるストリングスも強い印象を残しますが、何よりアップテンポで歌いまくる安西マリアの節回しが気持ち良過ぎます♪♪~♪
それが作詞:橋本淳&作曲:響わたる、さらに編曲:あかのたちおが狙った欧州系R&Rツイストのブラスロック歌謡応用編であるとすれば、サイケおやじは、これを聞かせてくれる安西マリアの潔い歌唱力に完全脱帽であります。
ということで、やっぱり英国UE離脱騒動はサイケおやじの仕事周辺にもジワジワと効いてきて、結局午後からネチネチとしたミーティングに引き込まれ、今は些か暗い気分……。
そこでこれから、もう一丁、安西マリアで蘇りの景気づけを画策しているのでした。
安西マリアさん登場、となると黙ってられません。
「涙の太陽」で、ギラギラのブラスロック歌謡歌姫の座についた彼女ですが、「恋の爆弾」では蠱惑の女狐ビッチも見事にこなし、そして今回ご紹介の「サヨナラ・ハーバーライト」においては、不安に揺れながら待つ女性の可憐さを、見事に歌い上げておられます。
現代でも、北〇景〇さん、黒〇メ〇サさん等々、キレイと言われる女性は数多く存在しますが、安西マリアさんの美貌は、今の基準に照らしても全く遜色ない、いや、むしろ今どきの女性では手の届かない、遥か高みさえ達していた、と言えるのではないでしょうか。(あくまで個人的感想)
私にとっては、死ぬまで憧れる続ける、永遠の美女神であります。